...突拍子もない発言をする人がいる...
...突拍子もない事件が起こった...
...突拍子もないアイデアが浮かんだ...
...突拍子もない行動に出ることはない...
...突拍子もない言動に驚いた...
...彼は急に突拍子もない声を出した...
芥川多加志 「四人」
...中には又突拍子もない質問を提出したものもあった...
内田魯庵 「灰燼十万巻」
...一段と人に突拍子もない感じを抱(いだ)かせたやうだ...
薄田泣菫 「茶話」
...「幸福ですか?」ふと顔をあげてそんな突拍子ない質問を発する私のかおは...
太宰治 「黄金風景」
...突拍子ない時に大拍手をしてみたり...
太宰治 「善蔵を思う」
...いかにも突拍子もない場ちがいな懺悔沙汰(ざんげざた)といい...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「犬を連れた奥さん」
...僕はそれが嬉しい! 彼奴がまた何の権利があって姫君の婿になろうなぞとしたのだ!」スクルージが笑うような泣くような突拍子もない声で...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...なるほど弱輩なものが突拍子もないまずい質問をしたりしては失礼にもなるしまた日本の学界の恥辱(ちじょく)になるという心配もあることであろうと思われたことであった...
寺田寅彦 「柿の種」
...」突拍子もない質問をした後...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...いきなり突拍子な大声を張り揚げて...
徳田秋声 「新世帯」
...きみの突拍子もない言い草は...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...突拍子(とっぴょうし)な音を立てて肩をゆする...
林芙美子 「風琴と魚の町」
...あまり突拍子もない話なので相手になる気もなくなった...
久生十蘭 「新西遊記」
...突拍子もない大きなクシヤミを発した...
牧野信一 「木枯の吹くころ」
...いつも原因には何の差別もなくまことに突拍子もないもので...
牧野信一 「剥製」
...突拍子もない造話をいつもいつも...
山本周五郎 「季節のない街」
...両方から彼の突拍子もない現れに目をみはって...
吉川英治 「江戸三国志」
...突拍子(とっぴょうし)もない声で...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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