...突拍子もない発言をする人がいる...
...突拍子もない事件が起こった...
...突拍子もないアイデアが浮かんだ...
...突拍子もない行動に出ることはない...
...突拍子もない言動に驚いた...
...今聴いてさえも余り突拍子(とっぴょうし)もなくて...
内田魯庵 「四十年前」
...これまでの突拍子もない事件のあとを...
海野十三 「英本土上陸戦の前夜」
...悪夢の中の突拍子(とっぴょうし)もない光景であった...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...突拍子ない時に大拍手をしてみたり...
太宰治 「善蔵を思う」
...突拍子もないことのような気がするとおそらく言いたかったのであろうと思われます...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...突拍子もない滑稽なものに見えまいものでもないのだ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...われわれの二つの目の間隔が急に突拍子もなくひろがったと同様な不自然な異常な効果を生ずることになり...
寺田寅彦 「映画芸術」
...いきなり突拍子な大声を張り揚げて...
徳田秋声 「新世帯」
...きみの突拍子もない言い草は...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...突拍子(とっぴょうし)もねえ...
中里介山 「大菩薩峠」
...」彼は突拍子もなくこんな事を訊いた...
長與善郎 「青銅の基督」
...したがって突拍子(とっぴょうし)もない偉い人間すなわち模範的な忠臣孝子その他が世の中には現にいるという観念がどこかにあったに違ない...
夏目漱石 「文芸と道徳」
...突拍子もなくいった...
久生十蘭 「ノア」
...その調子があまりに突拍子もないので満廷のものは...
平出修 「逆徒」
...突拍子もない声で打ち消したが...
牧野信一 「妄想患者」
...突拍子もない形のものを投げ上げる...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...そのような稀な行いの栄光を羨んだり・この気分を何か突拍子もない野心かなんかのように曲解してそれをけなしたり・するような罪に...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...突拍子もない造話をいつもいつも...
山本周五郎 「季節のない街」
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