例文・使い方一覧でみる「突っかける」の意味
スポンサーリンク...厚司（あつし）姿のまま土間の板草履を突っかけると... 
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...錆槍（さびやり）を借りて横合より突っかける者もありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...得たりと畳みかけて突っかけるのを...
中里介山 「大菩薩峠」
...早朝から木戸口へ突っかける人は潮（うしお）の如く...
中里介山 「大菩薩峠」
...下駄を突っかける暇もなく...
中里介山 「大菩薩峠」
...その魂は……」米友はすかさず突っかける...
中里介山 「大菩薩峠」
...その真直ぐが取返しのつかない道へ突っかけるものなのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...例の袴（はかま）を突っかけると支度（したく）は一分たたぬうちに出来上った...
夏目漱石 「野分」
...へッ」ガラッ八は草履を突っかけると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...庭下駄を突っかける間もなく...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...草履を突っかけるのももどかしそうに門口へ飛んで出るより早く...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...船を寄せてみろ」波のりぶねというぐあいにぼんやりと漂っている遠島船の腹へこちらの舳を突っかける...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...来い」尻切草履を突っかけると...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...――（ゲタを突っかける）（そこへ...
三好十郎 「その人を知らず」
...えいッと逆落（さかお）としに突っかける...
吉川英治 「神州天馬侠」
...下駄を、足で探って、突っかけると、番所小屋の戸をがらりと明けた...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
便利！手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう？？