...私は突っかかるような調子で...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「あの顔」
...突っかかるような調子でたずねられると...
壺井栄 「赤いステッキ」
...居所さえ明かしてくれぬ小林に突っかかるような様子を見せたが...
徳田秋声 「爛」
...突っかかるような調子で秋川にたずねた...
久生十蘭 「あなたも私も」
...「あなたが玉井の奥さんですか」突っかかるような声が...
火野葦平 「花と龍」
...こんどは何か私に突っかかるような嗄(しゃ)がれ声(ごえ)だった...
堀辰雄 「菜穂子」
...こんどは何か私に突っかかるような嗄(しゃが)れ声だった...
堀辰雄 「楡の家」
...突っかかるような調子で云った...
矢田津世子 「神楽坂」
...突っかかるような口ぶりになった...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...これからは御免を蒙(こうむ)りますからそう思って下さい」「そんなことはあだこに云え」「旦那に云いたいから私が来たんだ」と市兵衛の突っかかるような声が聞えた...
山本周五郎 「あだこ」
...ときたま松田に突っかかるようなまねをする者がいたけれども...
山本周五郎 「さぶ」
...しかもせきこんだ突っかかるような調子で主人に面会を求めた...
山本周五郎 「新潮記」
...例の突っかかるような調子でそう云うのが聞えた...
山本周五郎 「新潮記」
...やや突っかかるような言葉で反問した...
吉川英治 「三国志」
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