...ゆがみがどの原因によって起っているかを突き止めることだ...
海野十三 「霊魂第十号の秘密」
...夫にも雪子にも打ち明けないで秘密の裡(うち)に真相を突き止めるべきではなかろうか...
谷崎潤一郎 「細雪」
...このふざけたいたずらの張本人を突き止めるつもりだと告げました...
三上於菟吉訳 大久保ゆう改訳 「踊る人形」
...この秘密が何か突き止めることだ...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「グローリア・スコット号」
...住んでるのは誰か突き止めるんです...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「土色の顔」
...もっと立ち入って突き止める段に来る...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...矛盾というものの意味の成り立つ場処を穿鑿することを通じて(弁証法の所在を突き止める代りに)...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...世論乃至所謂「世論」を吾々はどうやって突き止めることが出来るか...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...世論を突き止める手懸りは得られないが...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...従って吾々が一般に自然科学という多数の諸自然科学の総体が何であるかを突き止める為めには...
戸坂潤 「再び「科学の歴史的社会的制約」に就いて」
...巣を突き止めるんだ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そいつも突き止めるんだ」「…………」八五郎は黙って飛んで行きました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...俺はその足取りを突き止めるのに三月もかゝつたが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...羅府に知人のあることは聞いたことがありません」「奥さんの行方を突き止めるために...
牧逸馬 「アリゾナの女虎」
...逸早く姿をくらましたお粂の行先を突き止めるべく馳けずり廻っていた手先のひとりです...
吉川英治 「江戸三国志」
...わしは突き止めるまでここを去らぬ」「精が切れたとは...
吉川英治 「江戸三国志」
...きっと俺が突き止めるにちがいないが...
吉川英治 「親鸞」
...まだその男を突き止めることができなかった...
吉川英治 「旗岡巡査」
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