例文・使い方一覧でみる「穿」の意味


スポンサーリンク

...音のしない様に綿を厚く入れた足袋を穿いて...   音のしない様に綿を厚く入れた足袋を穿いての読み方
石川啄木 「葬列」

...それ等の断崕は絶えずその下の方を海に穿(うが)たれてゐる...   それ等の断崕は絶えずその下の方を海に穿たれてゐるの読み方
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」

...せつせと土を穿(ほじ)くりながら答へた...   せつせと土を穿くりながら答へたの読み方
薄田泣菫 「茶話」

...またそのやうな事に就いての穿鑿は気の重いことで...   またそのやうな事に就いての穿鑿は気の重いことでの読み方
太宰治 「右大臣実朝」

...かるさんを穿いた男が林の下から出て来て...   かるさんを穿いた男が林の下から出て来ての読み方
田中貢太郎 「人面瘡物語」

...大粒な水滴が地面を穿(うが)って叩きつけるのです...   大粒な水滴が地面を穿って叩きつけるのですの読み方
谷譲次 「踊る地平線」

...穿鑿の横目を使ってるのだった...   穿鑿の横目を使ってるのだったの読み方
豊島与志雄 「無法者」

...歩いて/\底が拔けて足のうらが痛くなつてならぬまでは此の草鞋は穿き通して見たいやうに思ふ...   歩いて/\底が拔けて足のうらが痛くなつてならぬまでは此の草鞋は穿き通して見たいやうに思ふの読み方
長塚節 「佐渡が島」

...私はいつものように手数(てかず)のかかる靴を穿(は)いていないから...   私はいつものように手数のかかる靴を穿いていないからの読み方
夏目漱石 「こころ」

...小肥(こぶと)りにふとったその男は双子木綿(ふたこもめん)の羽織着物に角帯(かくおび)を締(し)めて俎下駄(まないたげた)を穿(は)いていたが...   小肥りにふとったその男は双子木綿の羽織着物に角帯を締めて俎下駄を穿いていたがの読み方
夏目漱石 「明暗」

...金五郎 (斜めの径の中程で、長脇差の鍔(つば)を鳴らす)鳥羽田(とばた)要助、酒毒で顔に赤い斑がある、袴、足駄穿き、武芸の心得あり気で、野卑な浮浪人...   金五郎 を鳴らす)鳥羽田要助、酒毒で顔に赤い斑がある、袴、足駄穿き、武芸の心得あり気で、野卑な浮浪人の読み方
長谷川伸 「瞼の母 二幕六場」

...かえって土産の出処を内心に穿鑿(せんさく)することあるべし...   かえって土産の出処を内心に穿鑿することあるべしの読み方
福沢諭吉 「教育の事」

...ある説に猟人黐(もち)と履(くつ)を備うるに猴その人の真似して黐を身に塗り履を穿(は)きて捕わると...   ある説に猟人黐と履を備うるに猴その人の真似して黐を身に塗り履を穿きて捕わるとの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...室にいるときはそれと穿きかえるのである...   室にいるときはそれと穿きかえるのであるの読み方
宮本百合子 「刻々」

...露伴子は能くものを穿(うが)つ...   露伴子は能くものを穿つの読み方
森鴎外 「柵草紙の山房論文」

...汚れたる上靴を穿きたり...   汚れたる上靴を穿きたりの読み方
森鴎外 「舞姫」

...大原女(おはらめ)のような山袴(やまばかま)を穿(は)き...   大原女のような山袴を穿きの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...あの草鞋を程よく兩足に穿(は)きしめて大地の上に立つと...   あの草鞋を程よく兩足に穿きしめて大地の上に立つとの読み方
若山牧水 「樹木とその葉」

「穿」の読みかた

「穿」の書き方・書き順

いろんなフォントで「穿」

「穿」の英語の意味

「穿なんとか」といえば?  


ランダム例文:
極めて重要な   吐き気を催す   雌鹿  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

この漢字は何でしょう?

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
指定席   百姓一揆   影武者  

スポンサーリンク

トップへ戻る