...彼はいつも空談をするけれど、具体的な計画がない...
...彼女は空談を繰り返すだけで、何も行動に移さない...
...会議での空談が多すぎて、時間が無駄になってしまった...
...政治家の空談には、期待しないほうがいい...
...今回のプロジェクトは、空談ではなく具体的なアクションプランを立てる必要がある...
...かつ天下国家の大問題で充満する頭の中には我々閑人のノンキな空談を容(い)れる余地はなかったろうが...
内田魯庵 「三十年前の島田沼南」
...この女郎屋論は座興の空談でなくして案外マジメな実行的基礎を持ってるらしかったが...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...その後コッチから水を向けても「アレは空談サ」とばかり一笑に附してしまったから今以(もっ)て不可解である...
内田魯庵 「二葉亭余談」
...あなたがそんな中世紀の架空談をやっていらっしゃるあいだに...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...×空談閑語...
種田山頭火 「其中日記」
...拘攣(こうれん)したように変なところに力を籠めて空談(くだ)を巻いている...
近松秋江 「霜凍る宵」
...すると家族の一人は次のような類例を持ち出してさらに空談に花を咲かせた...
寺田寅彦 「雑記(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...うまい物を食っては空談にふけって...
寺田寅彦 「旅日記から(明治四十二年)」
...例えばここに饒舌(じょうぜつ)な空談者と訥弁(とつべん)な思索者とを並べた時に後者から受ける印象が多少これに類しているかもしれない...
寺田寅彦 「津田青楓君の画と南画の芸術的価値」
...結局瑣末(さまつ)な空談をもって余白を汚(けが)すことになったのは申訳のない次第である...
寺田寅彦 「徒然草の鑑賞」
...いわゆるゴシップと名づけらるる階級の空談の話柄を供給する事は明らかであるが...
寺田寅彦 「一つの思考実験」
...要するに端倪すべからざる空談(くうだん)である...
夏目漱石 「それから」
...迂遠の空談に過(す)ぎない...
夏目漱石 「それから」
...要するに端倪(たんげい)すべからざる空談である...
夏目漱石 「それから」
...迂遠(うえん)の空談に過ぎない...
夏目漱石 「それから」
...なんら拠(よ)りどころない一場(じょう)の架空談とは...
吉川英治 「私本太平記」
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