...空舟(うつろぶね)を刳(く)りて...
ポオル・クロオデル Paul Claudel 上田敏訳 「頌歌」
...少女を乗せていた空舟のまわりに...
豊島与志雄 「風景」
...急灘(きゅうなん)を落ち尽すと向(むこう)から空舟(からふね)が上(のぼ)ってくる...
夏目漱石 「虞美人草」
...山岡大夫は空舟をつと押し出した...
森鴎外 「山椒大夫」
...その夜その夜、さだまる岸に寝るとは限らぬ」「では、おなじ杭(くい)にもやってある、あの空舟は、何なのだ? ……あれへは、誰を乗せていたのか」「知らぬ...
吉川英治 「私本太平記」
......
吉川英治 「新・水滸伝」
...人なく水に流れてゆくその空舟――...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...人も乗っていない空舟(からぶね)をお手前...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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