...その聲がだんだん空空しくなつて行くのに氣附いた時...
南部修太郎 「ハルピンの一夜」
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野口雨情 「朝おき雀」
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野口雨情 「野口雨情民謡叢書 第一篇」
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野口雨情 「未刊童謡」
...」と正直さうに言ふのを空空しく聞いてゐた男は...
室生犀星 「蒼白き巣窟」
...また元のやうに空空しい女になるのだ...
室生犀星 「蒼白き巣窟」
...小空、中空、大空、空空、無空、というような言葉は、徹底するとついに天上天下唯我独存、(尊ではない)存すというところに落ちつくのも、菅井和尚の釈迦堂の釈尊の首一個の存在がよく語っているようだ...
横光利一 「夜の靴」
...人生五十年、空の美しさだけがやっと分った、後は空空漠漠、――」「今夜の日比谷の講演は、それをやりなさいよ...
横光利一 「旅愁」
...再び空空漠漠――この漠漠たる空の中に...
横光利一 「旅愁」
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