...何を説いても空々寂々で少しも理解しない...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...決して空々寂々というような...
高神覚昇 「般若心経講義」
...茫々漠々、空々寂々...
種田山頭火 「其中日記」
...……一切空々寂々だつた...
種田山頭火 「其中日記」
...その日のその日のその日がやつてきた! やつてきた!茫々漠々、空々寂々、死か狂か、死にそこないの、この心を誰が知る!夕方、酒が持ち来された、ほどなく樹明君来訪、しんみり飲んで別れた、よかつたよかつた...
種田山頭火 「其中日記」
...不思善不思悪、空々寂々...
種田山頭火 「其中日記」
...空々寂々...
種田山頭火 「其中日記」
...空々寂々、善哉々々...
種田山頭火 「其中日記」
...・空々寂々、是非の中で是非にしばられない、利害の中で利害にとらはれない、――動いて動かない心である...
種田山頭火 「其中日記」
...空々寂々の風を逍遙した...
種田山頭火 「其中日記」
...空々寂々...
種田山頭火 「旅日記」
...お前にゃ空々寂々だ」...
イワン・ツルゲーネフ Ivan Turgenev 二葉亭四迷訳 「あいびき」
...空々寂々として天命を楽しんでいるかのようにも思われた...
寺田寅彦 「備忘録」
...死んでしまえば空々寂々で...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...空々寂々(くうくうじゃくじゃく)に過したり...
新渡戸稲造 「自警録」
...空々寂々(くう/\じやく/\)のあんぽんたんであつたのだ...
長谷川時雨 「日本橋あたり」
...空々寂々(くうくうじゃくじゃく)チンプンカンの講釈を聞(きい)て...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...それこそ空々寂々(くう/\じやく/\)で...
三島霜川 「解剖室」
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