...しこたま蜜が穫(と)れるに相違ない...
薄田泣菫 「茶話」
...明瞭な収穫が示されているという調子だった...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
......
立原道造 「萱草に寄す」
...王應麟は又禮記の坊記に不耕穫...
内藤湖南 「易疑」
...まず心安らかに収穫を期待できるというもので...
中村清太郎 「残雪の幻像」
...葡萄の收穫即ち秋に之を行ふことゝなり...
原勝郎 「鞦韆考」
...この時はコガネ虫一つの収穫もなかつた...
牧野信一 「真夏の朝のひとゝき」
...大きな剰余の収穫は得られなかった...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...また毎年じぶんの土地から十石(こく)の香油(こうゆ)さえ穫(と)る長者(ちょうじゃ)のいちばん目の子も居たのです...
宮沢賢治 「学者アラムハラドの見た着物」
...結局に於て収穫と成るものは何かと云えば...
宮本百合子 「黄銅時代の為」
...あの下の段の落窪の水田の水の調子がすっかり狂ってしまって収穫が半分以下になりやしないかと心配していやすんで...
三好十郎 「樹氷」
...收穫の六分の五は地主が取つた...
森鴎外 「古い手帳から」
...それから今一つの例は現実の収穫祭の頃に...
柳田国男 「海上の道」
...収穫期からいうと十月の方がむしろ自然に近く...
柳田国男 「海上の道」
...秋の収穫後に鍛冶屋がその米ネンゴを集めに来る...
柳田國男 「食料名彙」
...私が附けた田畑の収穫の帳面尻をハジキ上げて...
夢野久作 「巡査辞職」
...秋の収穫(とりいれ)を他人にされてしまうようなものだ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...ここにおいて我々は位田職田の収入が小作料の五石と全収穫高の二十五石との間に種々変化するものであることを考えなくてはならぬ...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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