例文・使い方一覧でみる「穡」の意味


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...遂にはその活動を全く稼(かしょく)の事にのみ限るようになった...   遂にはその活動を全く稼穡の事にのみ限るようになったの読み方
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」

...勿論其の当時にあっては予も総べての希望を諦め老親の膝下(しっか)に稼(かしょく)を事とする外なしと思ったが...   勿論其の当時にあっては予も総べての希望を諦め老親の膝下に稼穡を事とする外なしと思ったがの読み方
伊藤左千夫 「家庭小言」

...なんじら天空(そら)の鳥を見よ稼(まく)ことなく(かる)ことを為さず倉に蓄うることなし然るに爾(なんじ)らの天の父はこれを養い賜えり...   なんじら天空の鳥を見よ稼ことなく穡ことを為さず倉に蓄うることなし然るに爾らの天の父はこれを養い賜えりの読み方
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」

...また主イエスは「鴉を思い見よ稼(ま)かず(か)らず倉をも納屋(なや)をも有(も)たず...   また主イエスは「鴉を思い見よ稼かず穡らず倉をも納屋をも有たずの読み方
内村鑑三 「ヨブ記講演」

...稼(かしよく)のことにのみ没頭してゐる僧侶とは違つてゐるのに眼を留めるものなどもあつた...   稼穡のことにのみ没頭してゐる僧侶とは違つてゐるのに眼を留めるものなどもあつたの読み方
田山花袋 「ある僧の奇蹟」

...稼(かしょく)の労に任じ自から馬を牧するに至る...   稼穡の労に任じ自から馬を牧するに至るの読み方
徳富蘇峰 「吉田松陰」

...皆んな酔つて唸つて居るに久太夫が独り五体を帆(ほばしら)へ縛り付け帆を捲ひたり張つたりして働いて居りましたが...   皆んな酔つて唸つて居るに久太夫が独り五体を帆穡へ縛り付け帆を捲ひたり張つたりして働いて居りましたがの読み方
楢崎龍、川田雪山 「千里駒後日譚」

...更に河流を渉りて他に転(てんしょく)する...   更に河流を渉りて他に転穡するの読み方
日野強 「新疆所感」

...百日稼(かしょく)の労に対しこの一日息(やす)んで君の恩沢を楽しむ...   百日稼穡の労に対しこの一日息んで君の恩沢を楽しむの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...百姓稼(かしょく)を楽しまず...   百姓稼穡を楽しまずの読み方
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」

...其間に民業は次第に遊牧より稼に移つて...   其間に民業は次第に遊牧より稼穡に移つての読み方
森鴎外 「古い手帳から」

...さらに重大にしてさらに静粛なる稼(かしょく)の祭の予備の儀式から発達したものではないかと思う...   さらに重大にしてさらに静粛なる稼穡の祭の予備の儀式から発達したものではないかと思うの読み方
柳田国男 「年中行事覚書」

...稼播種(かしょくはしゅ)の季節方式をあきらかにするのだから応用哲学であり...   稼穡播種の季節方式をあきらかにするのだから応用哲学でありの読み方
横光利一 「馬車」

「穡」の読みかた

「穡」の書き方・書き順

いろんなフォントで「穡」

「穡」の英語の意味


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