...それを積極的にどう云ふ特色のあるものが...
芥川龍之介 「東西問答」
...積極的に情の籠つた言葉を發したことだ...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...必要なる経費は積極的に出さねばならぬ...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...この三者は積極的において...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...積極的に偏向を矯め得る正常な規範を夫は意味する...
戸坂潤 「思想としての文学」
...五・一五事件というテーマ自身を積極的に黙殺するのが...
戸坂潤 「社会時評」
...少くとも現在の日本に於ける「近代的観念論」の積極的に偽装した標本として...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...積極的に疏しく思っていた...
外村繁 「澪標」
...積極的に他の理想を打ち崩(くず)している場合とは少々違うのであります...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...したがって談話の途切れた時積極的に動き始めたものは...
夏目漱石 「明暗」
...これからは積極的に人世観を作り易(か)えなければならなかった...
夏目漱石 「門」
...益々積極的にノシかかって来るのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...積極的に、立ち向かう気がないので、逃げてばかりいる...
火野葦平 「花と龍」
...他が積極的に出られない時に大いにやるべきだと思ふ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...そして積極的には念仏一行の絶対性...
三木清 「親鸞」
...この上積極的に東上の意志があるかどうか――すこぶる覚(おぼ)つかないとみなければならない...
吉川英治 「新書太閤記」
...積極的に盟約(めいやく)をうながしていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...こう積極的に出て...
吉川英治 「宮本武蔵」
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