...正貨(せいくわ)が急激(きふげき)に巨額(きよがく)に積出(つみだ)され...
井上準之助 「金解禁前後の經濟事情」
...内地(ないち)から正貨(せいくわ)を積出(つみだ)す場合(ばあひ)に...
井上準之助 「金解禁前後の經濟事情」
...今日(こんにち)巨額(きよがく)な金貨(きんくわ)が内地(ないち)から積出(つみだ)され...
井上準之助 「金解禁前後の經濟事情」
...蟹田町はその積出港としてなかなか盛んな港で...
太宰治 「津軽」
...この辺は、いまから七、八百年も前からひらけて、津軽の豪族、安東氏の本拠であつたといふ説もあり、また江戸時代には、その北方の小泊港と共に、津軽の木材、米穀を積出し、殷盛を極めたとかいふ話であるが、いまはその一片の面影も無いやうである...
太宰治 「津軽」
...津軽の米の大部分はここから積出され...
太宰治 「津軽」
...近くの十三港と共に米や木材の積出しがさかんに行はれた事など...
太宰治 「津軽」
...しかも日本から積出されるものは最初に黄金...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...主としては大阪へ米を積出すに使い...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...あれを買い占めて浜から異国へ積出すんですね...
中里介山 「大菩薩峠」
...――この中には明日大坂へ積出す千両箱が三つ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...欲しいだけ元価(もとね)で積出させまッしょう...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...石炭の採掘(さいくつ)積出(つみだ)し...
火野葦平 「糞尿譚」
...兎(と)に角(かく)に之(これ)を亜米利加に積出して幾らの金になれば宜いのかソレは知らぬけれども...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...荷造りをして運賃を見て積出しても...
三好十郎 「おりき」
...相当の荷を三日にわたって積出していたそうです」「蜜柑もあったわけだな」「偽装のためにですね...
山本周五郎 「風流太平記」
...親分はいませんかい――」と湧井郷(わくいごう)の博奕(ばくち)打ち――表稼業は福知山から積出しの船株持ち由良(ゆら)の伝吉の荒格子へ飛び込んで来たのは...
吉川英治 「剣難女難」
...戦禍の彼の本国に積出された...
吉行エイスケ 「新種族ノラ」
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