例文・使い方一覧でみる「稽」の意味


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...急いで食わざなるめえ」――芝居の古(けいこ)であった...   急いで食わざなるめえ」――芝居の稽古であったの読み方
高見順 「如何なる星の下に」

...滑なほど面喰(めんくら)ってそう云いました...   滑稽なほど面喰ってそう云いましたの読み方
谷崎潤一郎 「痴人の愛」

...その際の咳(せき)のしっぷりがすこぶるもって滑だった...   その際の咳のしっぷりがすこぶるもって滑稽だったの読み方
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「イオーヌィチ」

...蒸発をなさいました」とイワンは滑な仏蘭西(フランス)語で答えた...   蒸発をなさいました」とイワンは滑稽な仏蘭西語で答えたの読み方
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「秘密の庭」

...神経衰弱とは余りに滑な病気だった...   神経衰弱とは余りに滑稽な病気だったの読み方
豊島与志雄 「子を奪う」

...娘が古(けいこ)を受けることを承知しそうだった...   娘が稽古を受けることを承知しそうだったの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...「古槍の怪我ではあるまい...   「稽古槍の怪我ではあるまいの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...態とらしい化粧と懷手をして左の肘を張つて足もと危く然かも勿體らしく歩を運ぶ處とは滑で又可憐である...   態とらしい化粧と懷手をして左の肘を張つて足もと危く然かも勿體らしく歩を運ぶ處とは滑稽で又可憐であるの読み方
長塚節 「菜の花」

...近頃古し始めた...   近頃稽古し始めたの読み方
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」

...あまりに人死にが多く全篇血をもって覆われて荒唐無をきわめているのが...   あまりに人死にが多く全篇血をもって覆われて荒唐無稽をきわめているのがの読み方
林不忘 「仇討たれ戯作」

...お勢は近属(ちかごろ)早朝より駿河台辺(するがだいへん)へ英語の古(けいこ)に参るようになッたことゆえ...   お勢は近属早朝より駿河台辺へ英語の稽古に参るようになッたことゆえの読み方
二葉亭四迷 「浮雲」

...人気はなかつたが、江戸前の滑で、「のざらし」は柳好、柳枝より上位だつた柳亭燕路は、北国の某温泉へ巡業したとき、土地の芸者に見染められ、深更、酔払つてその芸者が宿の彼を呼出しに来たら、応待にでた一座のマネージャーが、「かへれ/\、この一座には、貴様たち田舎芸者に買はれるやうなケチな芸人はひとりだつてゐないんだぞ」と追返してしまつた...   人気はなかつたが、江戸前の滑稽で、「のざらし」は柳好、柳枝より上位だつた柳亭燕路は、北国の某温泉へ巡業したとき、土地の芸者に見染められ、深更、酔払つてその芸者が宿の彼を呼出しに来たら、応待にでた一座のマネージャーが、「かへれ/\、この一座には、貴様たち田舎芸者に買はれるやうなケチな芸人はひとりだつてゐないんだぞ」と追返してしまつたの読み方
正岡容 「落語家温泉録」

...一牝猴網に触れ主を見て涙雨下し(けいそう)してその腹を指ざし示す...   一牝猴網に触れ主を見て涙雨下し稽してその腹を指ざし示すの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...三月になって多賀ちゃんの古がいそがしくなれば...   三月になって多賀ちゃんの稽古がいそがしくなればの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...滑踊と茶番とに長じてゐた...   滑稽踊と茶番とに長じてゐたの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...信二はすこし滑をかんじた...   信二はすこし滑稽をかんじたの読み方
山川方夫 「その一年」

...やがてはそれに代古をさせるのだというが...   やがてはそれに代稽古をさせるのだというがの読み方
山本周五郎 「樅ノ木は残った」

...「――お古しましょう」「願おうか」露八は...   「――お稽古しましょう」「願おうか」露八はの読み方
吉川英治 「松のや露八」

「稽」の読みかた

「稽」の書き方・書き順

いろんなフォントで「稽」

「稽」の英語の意味

「稽なんとか」といえば?   「なんとか稽」の一覧  


ランダム例文:
精神錯乱   かような次第で     

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