例文・使い方一覧でみる「稽」の意味


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...無理に威厳を保とうとするのはあるいは滑(こっけい)に聞えるかも知れない...   無理に威厳を保とうとするのはあるいは滑稽に聞えるかも知れないの読み方
芥川龍之介 「十円札」

...少くとも生涯同一の歎を繰り返すことに倦(う)まないのは滑であると共に不道徳である...   少くとも生涯同一の歎を繰り返すことに倦まないのは滑稽であると共に不道徳であるの読み方
芥川龍之介 「侏儒の言葉」

...音楽の古をしている娘一人とをやしなっている...   音楽の稽古をしている娘一人とをやしなっているの読み方
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」

...ちょいと滑だったが...   ちょいと滑稽だったがの読み方
大杉栄 「日本脱出記」

...」「と言ふと……」滑作者は不思議さうに眼を光らせた...   」「と言ふと……」滑稽作者は不思議さうに眼を光らせたの読み方
薄田泣菫 「茶話」

...はなはだ滑でもあり...   はなはだ滑稽でもありの読み方
寺田寅彦 「柿の種」

...なにか滑な感じを持たせた...   なにか滑稽な感じを持たせたの読み方
豊島与志雄 「女心の強ければ」

...一種の情愛をこめていた――それは滑(こっけい)でかつ切実だった...   一種の情愛をこめていた――それは滑稽でかつ切実だったの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...――古(けいこ)矢と違つて...   ――稽古矢と違つての読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...今琴(こと)の古にても...   今琴の稽古にてもの読み方
長谷川時雨 「うづみ火」

...あの二人のまったく滑で...   あの二人のまったく滑稽での読み方
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」

...十二月三十日(土曜)有楽座舞台古...   十二月三十日有楽座舞台稽古の読み方
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」

...または自分がこの世で出遇つたところの悲しい事件や滑な苦悶やその他一切のことごとを叙するにあたつて...   または自分がこの世で出遇つたところの悲しい事件や滑稽な苦悶やその他一切のことごとを叙するにあたつての読み方
牧野信一 「歌へる日まで」

...ヤグラ峠の唐松の下で私の祖父は頻りと狐に化されて幾多の滑や悲惨なる挿話を今も尚ほ人々の口に残してゐたが...   ヤグラ峠の唐松の下で私の祖父は頻りと狐に化されて幾多の滑稽や悲惨なる挿話を今も尚ほ人々の口に残してゐたがの読み方
牧野信一 「剥製」

...現実といふものゝ荒唐無感に誘はれるばかりで...   現実といふものゝ荒唐無稽感に誘はれるばかりでの読み方
牧野信一 「ベツコウ蜂」

...古三味線が鳴っている...   稽古三味線が鳴っているの読み方
三好十郎 「樹氷」

...古の場所は棠軒の家であつた...   稽古の場所は棠軒の家であつたの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...之は悪い事でも不快な事でもまアないが確に滑な事ではないか...   之は悪い事でも不快な事でもまアないが確に滑稽な事ではないかの読み方
横光利一 「汚ない家」

「稽」の読みかた

「稽」の書き方・書き順

いろんなフォントで「稽」

「稽」の英語の意味

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