例文・使い方一覧でみる「稽」の意味


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...伝中殆ど滑に近い時代錯誤や場所錯誤が続出するが...   伝中殆ど滑稽に近い時代錯誤や場所錯誤が続出するがの読み方
芥川龍之介 「きりしとほろ上人伝」

...鑛山に五十年勤めてゐると言ふおぢいさんに來て貰つて古しました...   鑛山に五十年勤めてゐると言ふおぢいさんに來て貰つて稽古しましたの読み方
江南文三 「佐渡が島を出て」

...甚だ滑(こっけい)と申し上げるより他は無かった...   甚だ滑稽と申し上げるより他は無かったの読み方
太宰治 「惜別」

...夜な夜な朋輩(ほうばい)の寝静まるのを待って独り古をしたのである...   夜な夜な朋輩の寝静まるのを待って独り稽古をしたのであるの読み方
谷崎潤一郎 「春琴抄」

...その時の種々の滑は今は樂しい思ひ出である...   その時の種々の滑稽は今は樂しい思ひ出であるの読み方
土井八枝 「隨筆 藪柑子」

...きちんと袴をはき小机をあひだに先生と向ひ合に端坐し、子の曰(のたまは)くと、何のことやら訳の分らぬことを棒読にして来た、素読の古から、家へ返るが否や、またもや客間へお辞儀に出て、しびれを切らさねばならないのかと思ふと、それがいやさに、馬車のことも忘れてしまつて、付添の女中の驚くのを見返りもせず、縁側から庭へ飛下り、植込の中へ逃込んでしまつた...   きちんと袴をはき小机をあひだに先生と向ひ合に端坐し、子の曰くと、何のことやら訳の分らぬことを棒読にして来た、素読の稽古から、家へ返るが否や、またもや客間へお辞儀に出て、しびれを切らさねばならないのかと思ふと、それがいやさに、馬車のことも忘れてしまつて、付添の女中の驚くのを見返りもせず、縁側から庭へ飛下り、植込の中へ逃込んでしまつたの読み方
永井荷風 「冬の夜がたり」

...まさにその滑の持腐れに似ている...   まさにその滑稽の持腐れに似ているの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...素読の古と触れ込んで...   素読の稽古と触れ込んでの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...好きな小唄の古をして...   好きな小唄の稽古をしての読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...まつたく滑だつた...   まつたく滑稽だつたの読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」

...今日舞台古十時開始といふ予定...   今日舞台稽古十時開始といふ予定の読み方
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」

...客席を見てがっかり、まるで舞台古...   客席を見てがっかり、まるで舞台稽古の読み方
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」

...彼の姿をちょっと滑に見せていた...   彼の姿をちょっと滑稽に見せていたの読み方
牧逸馬 「助五郎余罪」

...我々の父たちの古であった...   我々の父たちの稽古であったの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...あだこはお針の古にかよいだした...   あだこはお針の稽古にかよいだしたの読み方
山本周五郎 「あだこ」

...近いあたりの娘さんが十人ばかりもお古に来られます...   近いあたりの娘さんが十人ばかりもお稽古に来られますの読み方
夢野久作 「押絵の奇蹟」

...例のけだるい古三味(じゃみ)の調子はずれでもなく...   例のけだるい稽古三味の調子はずれでもなくの読み方
吉川英治 「江戸三国志」

...古に来あわせていて...   稽古に来あわせていての読み方
吉川英治 「野槌の百」

「稽」の読みかた

「稽」の書き方・書き順

いろんなフォントで「稽」

「稽」の英語の意味

「稽なんとか」といえば?   「なんとか稽」の一覧  


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