...稻幹(いながら)に蔓(は)ひもとほろふ葛(ところづら)三...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...血沼(ちぬ)の別(わけ)・多遲麻(たじま)の竹の別・葦井(あしい)の稻置(いなき)の祖先です...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...他の七十七王は悉く諸國の國の造(みやつこ)・別(わけ)・稻置(いなき)・縣主(あがたぬし)等としてお分け遊ばされました...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...稻荷に狐、妙見に白蛇、知らず、松の空洞の中の白蛇なほ恙なきや否や...
大町桂月 「吾嬬の森」
...ひくく騷いでゐる秋の滿目の稻田とは...
太宰治 「陰火」
...百姓は折角仕付けても堤防がなければ水が這入りますから麥も稻も取れませぬから躊躇する...
田中正造 「土地兼併の罪惡」
...こゝでは草履穿きで稻刈が出來る...
長塚節 「芋掘り」
......
長塚節 「簡易銷夏法」
...それは刈(か)られてぐつしやりと濕(しめ)つて居(ゐ)る稻(いね)が土手(どて)の芝(しば)の上(うへ)一杯(ぱい)に干(ほ)されてあつたからである...
長塚節 「土」
...徳藏稻荷の前へ歸つて來ると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...もう少し資本も廻して上げ度いと思つて居ります」千之助は稻葉屋の極り惡がるのを構はずに...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...妻戀稻荷の前に跼(しやが)みました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...他に働き者の下女のお稻が一人...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...齋藤茂吉氏のやうな稻妻型の作家であつた...
堀辰雄 「(芥川龍之介の書翰に就いて)」
...それに稻子はインターナショナルを教えていたらしい...
三好十郎 「肌の匂い」
...稻の敷いてゐる平地が處々に見える...
吉江喬松 「山岳美觀」
...稻田の向うに溪が流れてゐました...
若山牧水 「樹木とその葉」
...藤の古木があるので藤稻荷と呼ばれてゐる稻荷の祠があつた...
若山牧水 「樹木とその葉」
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