...新山堂(しんざんどう)と呼ばるる稻荷神社の直背後(すぐうしろ)の...
石川啄木 「葬列」
...刈稻(かりしね)の...
井上哲次郎 「「西周哲學著作集」序」
...試みにざつと數へて見むに、深川八幡、砂村の元八幡、品川神社、千駄ヶ谷の八幡、護國寺、高田の水稻荷、落合村、中里村、中目黒、境公園、駒込などにあり...
大町桂月 「東京の近郊」
...洪水の爲に稻が腐れてしまうから米は取れないけれども...
田中正造 「公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書」
...大隈伯は早稻田大學の大隈伯に非ずして...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...而して一たび早稻田邸の玄關を辭したるものは...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...秋の末の晩稻を刈る頃から...
長塚節 「寫生斷片」
...其(そ)の内(うち)に稻(いね)を刈(か)つたり...
長塚節 「土」
...「稻(いね)つ束(たば)擔(かつ)ぐんだつて...
長塚節 「土」
...夙に須原を發す木曾人の朝草刈らす桑畑にまだ鳴きしきるこほろぎの聲長野々尻間河にのぞみて大樹おほし木曾人よあが田の稻を刈らむ日やとりて焚くらむ栗の強飯(こはいひ)妻籠(つまご)より舊道を辿る...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...雷鳴と稻妻と、雨と風と、――家中の人は皆んな奧へ引つ込んで、蚊帳(かや)の中へ入つてしまつて、私だけ店に取殘され、大戸をおろして、臆病窓から此方を眺めてゐたんです」「外に何んにも見えなかつたのか」「雨がひどかつたんですもの...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...昨夜お勝手に居たのは下女のお稻とお谷の二人だと言ひましたね」「?」「お勝手に居た二人の女が、睨めつこをして居たわけでないから、交(かは)る/″\外へ出て用をたしたところで、一々覺えても居ないでせう」「さう言ふわけだな」「現に、お稻は三度、お谷は二度外へ出て居ますよ」「フ――ム」「斯うなると、誰が下手人(げしゆにん)か、ちよいと見當もつきませんね」「殺されたお才が氣を許して居るものだよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
......
萩原朔太郎 「短歌」
...早稻田の標語であつた「學問の獨立」も...
正宗白鳥 「學校の今昔」
...ヨネスルヨネは農家では稻米だけに限つては居なかつた...
柳田國男 「食料名彙」
...稻田の肥料にする青葉も馬を飼ふ秣も...
吉江喬松 「山岳美觀」
...ひとりの人間の誠心奉公がいかに一田の稻穗のごとく...
吉川英治 「折々の記」
...彼等は蠶が濟んで一休みすると直ぐまた稻の收穫にかゝらねばならぬので...
若山牧水 「樹木とその葉」
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