...その結果、津田、松村、中島、高橋の四人は大隈農商務大臣及び神鞭委員長その他を、一木、稲垣、山口、中村、栗原等は松方総理大臣及び樺山内務大臣を、荒井、小島等は調査会委員たちをそれぞれ歴訪して、断乎たる決意を迫ることにした...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...そのあとから稲垣が止めを刺すようにあぴせた...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...この稲垣氏に就いて...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...が稲垣氏は間もなく松山を去って東京へ行ったので...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...代地河岸稲垣亭にて清元香風会さらひあり...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...東伏見宮周子殿下、山内禎子(やまうちさだこ)夫人、有馬貞子夫人、前田漾子(まえだようこ)夫人、九条武子夫人、伊藤子(いとうあきこ)夫人、小笠原貞子夫人、寺島鏡子夫人、稲垣栄子夫人、岩倉桜子夫人、古川富士子夫人の多くは、大正期に語る人で、明治の過去には名をつらねるだけであろうと思われる...
長谷川時雨 「明治美人伝」
...稲垣(いながき)の諸氏までも...
福田英子 「妾の半生涯」
...午刻(ひる)のほどより丸山に赴(おもむ)ける稲垣の今に至りてなお帰らず...
福田英子 「妾の半生涯」
...稲垣は帰り来りぬ...
福田英子 「妾の半生涯」
...稲垣は遊び疲れの出でたればにや...
福田英子 「妾の半生涯」
...東が稲垣淡路守種信(いながきあわじのかみたねのぶ)で...
森鴎外 「最後の一句」
...役向きの事はすべて同役の稲垣(いながき)に相談して...
森鴎外 「最後の一句」
...白州(しらす)を下がる子供らを見送って佐佐は太田と稲垣とに向いて...
森鴎外 「最後の一句」
...志摩(しま)の稲垣氏の家世(かせい)は今詳(つまびらか)にすることが出来ない...
森鴎外 「渋江抽斎」
...稲垣親康(いながきしんこう)...
森鴎外 「渋江抽斎」
...稲垣定之助が出た...
山本周五郎 「花も刀も」
...井上だけではない、塚田孔平も、稲垣定之助も、庄司、大羽など、上位者のほとんどがそうであった...
山本周五郎 「花も刀も」
...稲垣対馬守(いながきつしまのかみ)...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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