...殺す虫の種類が多いこと...
石川欣一 「比島投降記」
...種類が多いのですわねえ」「その中に...
海野十三 「爆薬の花籠」
...種類が多いだけに一層豊かに思われた...
豊島与志雄 「波多野邸」
...この四至説も隨分種類が多い...
内藤湖南 「禹貢製作の時代」
...単に魚の種類が多いとか...
中谷宇吉郎 「異魚」
...我国で観測される雪の結晶は非常に種類が多い...
中谷宇吉郎 「雪」
...さてその餌とすべきものは甚だ種類が多い...
正岡子規 「病牀六尺」
...一八五三年版パーキンスの『亜比西尼住記(ライフ・イン・アビシニア)』にもかの地に兎とも熟兎とも判然せぬ種類が多いと筆し居る...
南方熊楠 「十二支考」
...発光生物――といっても種類が多いが――が...
武者金吉 「地震なまず」
...サフランにも種類が多いと云うことは...
森鴎外 「サフラン」
...種類が多いから八百屋だと解する人が多いが...
柳田國男 「食料名彙」
...丼飯(どんぶりめし)の上へ、いろいろな物の煮汁を、まさにぶっかけたもので、浅蜊(あさり)汁とか鰯(いわし)の団子汁とか、鳥の叩き汁とか、野菜と油揚のけんちん汁など、種類が多いので、下等ながら評判であった...
山本周五郎 「風流太平記」
...店で売るのは種類が多いのが通例である...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...漢人と蒙古人とが使用する車には種類が多い...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...一体桜には非常に種類が多いとかで...
若山牧水 「みなかみ紀行」
...京都の樹木の種類が多いことを示すとともに...
和辻哲郎 「京の四季」
...しかしとにかく種類が多い...
和辻哲郎 「京の四季」
...親指だけが離れて開く手など幾分種類が多い...
和辻哲郎 「文楽座の人形芝居」
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