...「この動物は何の種属に分類されるの?」「哺乳類の一種だよ...
...「この植物って何の種属?」「サクラの一種だよ...
...「この魚は何の種属のもの?」「海水魚の一種だよ...
...種属によって特徴が異なるよ...
...」「そうだね、果物の種属によって旬が違うんだよ...
...即ち初め其の種属をして総べて他の動物に勝つて優勢の位地に達せしめた原因と同一のものである...
丘浅次郎 「人類の将来」
...とうてい種属の断絶することをまぬがれぬはずであるが...
丘浅次郎 「生物学より見たる教育」
...そのため初めから比較的少数の子が生まれても種属の継続して行く見込みは充分に立つはずであるが...
丘浅次郎 「生物学より見たる教育」
...社会を造っている動物ではこの種属と名づけた団体に幾つもの階級があるから...
丘浅次郎 「生物学より見たる教育」
...しかるに人間の各種属は非常な圧迫さえこうむらなければ...
丘浅次郎 「戦争と平和」
...あたかもわが種属のためとあからさまに言うべきところをおおい飾るための符号のごとくに用いられているように見受けるから...
丘浅次郎 「戦争と平和」
...おのれの種属のために身を捨てる義心にいたっては決してヨーロッパ人に劣らぬ者があるが...
丘浅次郎 「戦争と平和」
...今日生存している動物種属が現在のありさままでに進化しきたった経路はすべて過去の歴史に属するゆえ...
丘浅次郎 「脳髄の進化」
...ともに働いて種属の維持につとめているのである...
丘浅次郎 「脳髄の進化」
...一ばんロマンチックな種属は老人である...
太宰治 「愛と美について」
...それは正に世界中のありとあらゆる種属の猟犬だったのかも知れない...
太宰治 「春の盗賊」
...どろぼうという種属の人間に...
太宰治 「春の盗賊」
...発生という時人々は往々直ちに種属発生的な又は個体発生的な発生に思い至るかのようであるが...
戸坂潤 「範疇としての空間に就いて」
...種属全体に通用する犬と云う断案は出て来ません...
夏目漱石 「創作家の態度」
...流行歌曲の種属は二つに別れる...
萩原朔太郎 「流行歌曲について」
...食うものがなくなるとすぐ Cannibalisme(人肉啖食)をやりだす種属だと思っていたのかもしれない...
久生十蘭 「海難記」
...セネガルの海岸地帯にはトラルザスのいろいろな種属や遊牧民の天幕があることが予想されていたから...
久生十蘭 「海難記」
...」「笑はせるな――劇場偶像の奴隷奴! 種属偶像の旗持奴! ――酒場へ行かう...
牧野信一 「R漁場と都の酒場で」
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