...あるいは印度においては今なお種姓(カスト)の観念が依然としてはなはだしく...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...いかに種姓(カスト)の煩(わずら)いや言語人種の煩いはあろうとも...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...虎毎(いつ)も我生処種姓形色力勢皆師子に勝る我日々好美食を得師子わが後を逐うて残肉を食うと言うと...
南方熊楠 「十二支考」
...一種姓竜肉を食い...
南方熊楠 「十二支考」
...七宝とはまず女宝とて、膚(はだえ)艶に辞(ことば)潔く妙相奇挺(きてい)黒白短なく、肥痩所を得、才色双絶で志性金剛石ほど堅い上に、何でも夫の意の向うままになり、多く男子を産み、種姓劣らず、好んで善人を愛し、夫が余女と娯(たの)しむ時も妬まぬ、この五つの徳あり...
南方熊楠 「十二支考」
...肆(し)窓の女の種姓(すじょう)は...
森鴎外 「雁」
...種姓も美醜も、階級の貴賤も、官位も長幼も、すべて人の貴さには関するところがない...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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