... (大納言が品種名として使われる場合)...
... (大豆の品種名として使われる場合)...
...一種名状す可らざる悲哀を感ぜしも...
芥川龍之介 「開化の殺人」
...その静中に一種名状し難き「動き」を感じた...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...余は一人になってから一種名状し難い心持に閉されてとぼとぼと上野の山を歩いた...
高浜虚子 「子規居士と余」
...蒲原は一種名人肌の外科医で...
谷崎潤一郎 「細雪」
...一種名状のできないショックを感じたそうである...
寺田寅彦 「自画像」
...彼にとっては一種名状しがたいよろこびだった...
アルジャナン・ブラックウッド 森郁夫訳 「秘密礼拜式」
...すなわち百合はこのシナユリ一名白雪ユリの新和名に対する中国名で Lilium sp.(種名未詳)である...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...それはインドに産する常磐(ときわ)の大喬木で無花果属すなわちイチジク属に属し Ficus religiosaL.(この種名の religiosa は宗教ノという意味)の学名を有し...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...そしてその種名の gloriosa は noble で崇高すなわち気高い意味で...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...元来 ganpi の種名を用いた Stellera ganpiSieb. はもともと製紙料となっているガンピの学名としてシーボルトが公にしたもので...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...この蘭は無論 Magnolia属(ママ)の一種ではあるがその種名は私に未詳である...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...一体学名では早く名づけた種名が主座を占めるので...
牧野富太郎 「植物記」
...そして呉茱萸の主品はその種名から推想してもE. officinalisDode. の方ではないかと思われる...
牧野富太郎 「植物記」
...すなわちこの種名の erythrorhizon は...
牧野富太郎 「植物知識」
...種名の Sieboldi はかの有名なシーボルトの人名であり...
牧野富太郎 「植物知識」
...独(ひと)りこの白花ユリ(Lilium sp. 種名未詳)の専有する特名である...
牧野富太郎 「植物知識」
...また属名・種名を正したり...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...一種名状の出来ない疲労を覚えると共に...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
便利!手書き漢字入力検索