...とうとう種切れになったか...
太宰治 「十二月八日」
...これで序文は種切れだ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...海老の種切れは天麩羅屋の口癖にして鮪のおあいにくさまは鮨屋の挨拶...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...種切れになったのですか...
中里介山 「大菩薩峠」
...やや種切れの気味で...
中里介山 「大菩薩峠」
...島津あたりのところで種切れになるだろう...
中里介山 「大菩薩峠」
...江戸中の医者が種切れになった日にゃ全く...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...町内の十七娘が種切れになるから...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...町内の十七娘が種切れになるから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...仕掛けは種切れだよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...仕掛は種切れだよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...まるで江戸中の惡者が種切れになつたやうなもので...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...まるで江戸中の悪者が種切れになったようなもので...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...また母に語れるやうな土産噺は生憎と種切れだつた...
牧野信一 「風流旅行」
...しかし間もなくケーテがその職人から教わることは種切れとなった...
宮本百合子 「ケーテ・コルヴィッツの画業」
...伝研に種切れで、きょうは五人分しか薬屋が届けて来なかった由...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...かうして歌も種切れだ汽船が滑つてゆく...
三好達治 「測量船」
...じきに種切れになるわけじゃないでしょうか...
蘭郁二郎 「腐った蜉蝣」
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