...御稜威を示す力強い言葉を述べることができる...
...彼女の踊りはまるで御稜威の如く美しかった...
...先生の御稜威に圧倒されて、みんな黙り込んでいた...
...その企業は業界に御稜威がある...
...御稜威ある大臣たちが集まり、政策について話し合った...
...稜威(いつ)の雄(を)たけびを発しながら...
芥川龍之介 「老いたる素戔嗚尊」
...稜威(ものもの)しやと振り払(はらっ)て...
巌谷小波 「こがね丸」
...夜(よる)の稜威(みいづ)暴風(あらし)の襲來(おそひ)...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...夜(よる)の稜威(みいづ)暴風(あらし)の襲来(おそひ)...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...己(うぬ)が勝手に尊皇愛国を狭く解釈して濫りに不敬呼ばはりするは恐れ多くも皇室の稜威(みいつ)を減ずる憚(はゞかり)ある次第だ...
内田魯庵 「犬物語」
...御稜威(みいつ)のもとに...
海野十三 「『火星兵団』の作者の言葉」
...稜威の男建(をたけび)七...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...小我を捨てて大いなる御稜威に生き国民としての真生命を発揮する所以である...
戸坂潤 「社会時評」
...その朝廷の御稜威(みいつ)を借りて事をなさなければ...
中里介山 「大菩薩峠」
...「神の稜威(みいつ)」はヒュッシュやタウバーの独唱...
野村胡堂 「楽聖物語」
...陛下の御稜威(みいつ)に謝しまつり...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
......
正岡子規 「墨汁一滴」
...逆はむよしなき御稜威(みいつ)もて...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...神々の御稜威を厳めしき人の形には...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...稜威(みいつ)という古語が大分近いように感じられる...
柳田国男 「海上の道」
...まことに御稜威(みいつ)というものか...
吉川英治 「私本太平記」
...御稜威(みいつ)に帰した天下であるとし...
吉川英治 「私本太平記」
...――何条(なんじょう)、正成一個のとぼしい智略や力などでありましょうや」「おう、それほどな謙虚(けんきょ)を持つなら、なぜふたたび、御稜威を負って、千早の勇猛心を、さらに振ッてみせんとはしないのか」「いや、もはや人心は、残念ながら、数年前のものではありません」「変ったと申すのか」「申すは憚(はばか)りながら、建武の御新政に、望みを失い、結局、武家は武家の棟梁(とうりょう)を立てて栄えるに如(し)かずと、ここ大きく狡(ずる)く変ってまいりました...
吉川英治 「私本太平記」
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