...稗の苗などは雑草にすつかり食はれてしまつてゐた...
高村光太郎 「開墾」
...○もう一人の大詩人宮澤賢治は稗貫郡花巻町に明治二十九年に生れ...
高村光太郎 「啄木と賢治」
...太(おお)の安萬侶(やすまろ)(七二三歿)に稗田の阿禮が誦む所のものの筆録を命じ...
武田祐吉 「古事記」
...これを誦み習つたのが稗田の阿禮であり...
武田祐吉 「古事記」
...稗(ひえ)や黍(きび)の秋作も蒔かねばならぬ...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...木蔭(こかげ)で麦や稗(ひえ)の弁当をつかう...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...遅桜もまだ散り尽さぬ頃から聞えはじめる苗売の声の如き、人はまだ袷をもぬがぬ中早くも秋を知らせる虫売の如き、其他風鈴売、葱売、稗蒔売、朝顔売の如き、いずれか俳諧中の景物にあらざるはない...
永井荷風 「巷の声」
...御嶽より松島村に下る途上稗の穗に淋しき谷をすぎくればおり居る雲の峰離れゆく霧のごと雨ふりくればほのかなる谷の茂りに白き花何鵯の朝鳴く山の栗の木の梢静に雲のさわたる韮崎走り穗の白き秋田をゆきすぎて釜なし川は見るに遙かなり甲斐に入りてより四日...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...稗史(はいし)の臆測を是としてみてもかまわない...
服部之総 「新撰組」
...稗蒔(ひえまき)の水に流れては金瀲(きんれんえん)...
二葉亭四迷 「浮雲」
...その窓には稗蒔(ひえまき)のやうな鉢植が一つ置いてある...
正岡子規 「病牀六尺」
...稗は黒い穂を出しました...
宮沢賢治 「狼森と笊森、盗森」
...粟や稗(ひえ)はまつさをに延びました...
宮沢賢治 「狼森と笊森、盗森」
...或る晩大風があってほうぼうの大木が倒され畠の粟や稗がみんな吹きこぼれて...
矢田津世子 「鴻ノ巣女房」
...○ケセネは米稗(ひえ)その他の穀物(こくもつ)をいう...
柳田国男 「遠野物語」
...粟穂(あわぼ)稗穂(ひえぼ)の古風なるまじないから...
柳田国男 「雪国の春」
...七種を混じたる粥で米、粟、黍子、稗子、胡麻子、小豆でつくるのが正式らしいがこの邊では野菜を多く入れる...
横瀬夜雨 「田舍の新春」
...平家村の人々が月の夜だの稗をつく時に歌ひ傳へて殘つてきたのださうでありますが...
吉川英治 「折々の記」
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