...かかる仕事に要した信じ難い程の勤労と...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...下の救命網をとりのけてくれとさえ云い出した程だ...
江戸川乱歩 「江川蘭子」
...かれが穴よりいでんとする頃(ころ)を程(ほど)よき時節(じせつ)とする也...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...(昭和十四年七月三十日「河北新報」)寺田寅彦氏私の故郷高知縣には明治二十年以來五年課程の尋常中學校に四年で卒業する女子部といふものが設けられた...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...そこからまた程遠くもない山地へ分け入って...
徳田秋声 「仮装人物」
...丁度他の縄の下って居ると同じ程(ほど)にだらりと下がった...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...どれ程長いかを一定の尺度で計量されたものの謂である...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...思想や夢や希望からじかに出発する道程はないものであろうか...
豊島与志雄 「作家的思想」
...さすがに手練(てだれ)の程も偲(しの)ばれないことはありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...二百十日(か)から廿日(か)の間(あひだ)に渡(わた)つての暴風(ばうふう)は懸念(けねん)した程(ほど)のことはなく...
長塚節 「土」
...そしてまさかのときの用意に取っておかなければならない程度の金額にすぎなかった...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「変身」
...『成程そうですかい...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...それがプロレタリアの勝利に貢獻する程度の大小によつて評價されねばならぬと規定されることは甚だ當然である...
平林初之輔 「政治的價値と藝術的價値 マルクス主義文學理論の再吟味」
...ある程度までは従前どおり飲ませてくれた...
山本周五郎 「陽気な客」
...こんな事を空想したんじゃないかと気が付いたのですがね」「ハハア……成る程……それはそうかも知れませんな...
夢野久作 「復讐」
...曹操に棒で殴りつけられたことがあったりした程である...
吉川英治 「三国志」
...自分でもわからない程...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...こんな所で呼ばれる者はない筈だが……」お米が少し気味悪げに道をよけていると、程もあらず、そこへ追いついてきた一文字笠の男は、「もし、川長のお米さん」と、いきなり、図星(ずぼし)をさして、合羽(かっぱ)の片袖をうしろへはねた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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