...彼はその詩人を称讃した...
...私たちは彼の行った大業を称讃するべきだ...
...その優れた業績に対して彼女は称讃の言葉を贈った...
...その時の勇気ある行動に対して称讃の声が上がった...
...彼女は先生に対していつも称讃の言葉をかけている...
...人の称讃(しょうさん)を受けるくらいのことはそうむずかしいことではないとはっきり感じたのだった...
有島武郎 「星座」
...徒(いたづ)らに一時の旗鼓(きこ)の勝利と浮薄なる外人の称讃に幻惑するが如き挙に出でしめば...
石川啄木 「渋民村より」
...既に大学の教授が称讃(しょうさん)しているというくらいなら...
魯迅 井上紅梅訳 「幸福な家庭」
...それについての称讃がいわゆる無学な者にとってさえ耳なじみなギリシャまたはラテンの古典を...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...立ってくにゃりとからだを曲げて一座の称讃(しょうさん)を浴びれば...
太宰治 「新釈諸国噺」
...「伯父ワーニャ」を演じて日本一と称讃(しょうさん)せられた上杉新介氏の正体か...
太宰治 「正義と微笑」
...多種多様な才能とは真(しん)に称讃すべきものではあったけれども...
コナンドイル Conan Doyle 三上於莵吉訳 「黄色な顔」
...また彼女の称讃に値いするだけのいい素質を彼がもっていることも事実であった...
徳田秋声 「蒼白い月」
...文化上乃至思想上の称讃を博していない...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...賭博者たちは称讃した...
プーシキン Alexander S Pushkin 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...デカルトは哲学の正しき出発点を見出したものとして殊に称讃されている...
三木清 「語られざる哲学」
...我々は彼を称讃しようと思ふ...
三木清 「ゲーテに於ける自然と歴史」
...ハルナックの人物を称讃(しょうさん)している...
森鴎外 「かのように」
...人の称讃に耳を借さない真の大人物だ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...本部からの称讃の言葉と共に金一封が到達した...
矢田津世子 「反逆」
...正史にあるような称讃の辞句はみられないし...
山本周五郎 「若き日の摂津守」
...私の尊敬と称讃とをお受け下さい...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...あらゆる歓びと称讃を呈しても...
吉川英治 「三国志」
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