...トコロテンと称するものである...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...明六社と称する会が...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...宇留野原と称する所に一枚のむしろあり...
井上円了 「おばけの正体」
...伝令と称する下士官ひとりとなった...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...外ならぬ僕の父と称する人物であるかも知れないのだよ」諸戸はそう云って...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...当地またはよその土地の大学出のまたはいわゆる教養教育をうけたと称する人々も英語の古典にはまことにわずかしか...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...「大樹説話」と称するを得可し...
高木敏雄 「比較神話学」
...この地方の新聞社の記者だと称する不精鬚(ぶしょうひげ)をはやした顔色のわるい中年の男がやって来て...
太宰治 「惜別」
...これを盃沼(さかづきぬま)と称するのださうだけれど...
太宰治 「津軽」
...「此の好書家の書庫と称する鞣皮(なめしがわ)の物置」などと憎まれ口をたたいている...
辰野隆 「愛書癖」
...感覚及び想像力と私が称するかの思惟の仕方は...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...余はまたこの数年来市区改正と称する土木工事が何ら愛惜(あいせき)の念もなく見附(みつけ)と呼馴(よびな)れし旧都の古城門(こじょうもん)を取払ひなほ勢(いきおい)に乗じてその周囲に繁茂せる古松を濫伐(らんばつ)するを見...
永井荷風 「江戸芸術論」
...営業の区域を限る許可地とか称するきまりもなかりしやうなり...
永井荷風 「桑中喜語」
...一旦使用した廃物を再生したと称する日用品の陳列が相当ある...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...丁度その頃からこの城下町で薄手と称する輸出向の絹布を織る工場が出来始めた...
中谷宇吉郎 「御殿の生活」
...己(おの)れの職業については一人前の仕事をしたと称するも...
新渡戸稲造 「自警録」
...その迅速なること古今世界に無比と称するものなれども...
福沢諭吉 「政事と教育と分離すべし」
...この歌を勅撰集に加へたる勇気も称するに足るべくと存候...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
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