...商品の値に二色はないとして正直正銘と称する正札制を確立して...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...次に原因を定むる独立変数と称するものの性質が問題となる...
寺田寅彦 「自然現象の予報」
...を除外して挙国一致を僣称する審議会は新官僚の企図にほかならぬ」云々...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...明治三十五年早稲田大学と改称するの域に達し...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...下に在っては悪魔的と称することが出来る...
豊島与志雄 「ヒューメーンということに就て」
...書肆春陽堂三年前より余が旧作を改版するに世俗ポイント活字と称する細字を以てす...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...ただ補陀洛渡海(ふだらくとかい)と称する...
中山太郎 「本朝変態葬礼史」
...決死隊と称するものも...
新渡戸稲造 「自警録」
...もし実際ならざることを夢と称するならば...
新渡戸稲造 「自警録」
...妹と称する女を競売にすると言うのは怪しからん事で...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...更生車と称する自転車にくつつけたサイドカー(?)が...
長谷健 「天草の春」
...明晰に考え想うことができるものの存在の不可能性を証明したと称する者は...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...心の実体の観念を持つと称する哲学者たちに...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...その学名を Caeoma deformansTubeufと称するが...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...山の神の苗場またはお花畠と称するのと同じ思想である...
柳田國男 「地名の研究」
...事物の固有法則の側面をロゴスと称するなら...
矢部貞治 「政治学入門」
...特に私が文芸通信誌上に書いた「探偵小説の真使命」と称する一文のために「夢野久作君に問う」の一項を設けられたについて御回答申上る事を近頃の欣快(きんかい)とし且つ光栄とするところである...
夢野久作 「甲賀三郎氏に答う」
...雷挺隊(らいていたい)と称する騎馬と車ばかりの大部隊をひいて...
吉川英治 「三国志」
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