...これまでの忠勇を永く称するであろう...
海野十三 「流線間諜」
...「カビール〔十五世紀のインドの神秘家〕の韻文は四つの相異なる意義――幻想・精神・知性・およびヴェーダの表向きの教義――をもっていると人々は称する」とわたしは聞いたが...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...歴史的源泉と称するに対して...
高木敏雄 「比較神話学」
...リグヴェーダの中の一章句と称するもののドイツ訳を...
寺田寅彦 「柿の種」
...数理経済学者と称する或る種の学者は...
戸坂潤 「科学論」
...司教はわれわれが「時代思潮」と称するところのものを分有していたと信じてはいけない...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...建築と称する大なる国民的芸術を全く滅してしまった...
永井荷風 「霊廟」
...ガニマールと称する者の当邸における勤務ぶりを見て...
モーリス・ルブラン Maurice Leblanc 婦人文化研究会訳 「探偵小説アルセーヌ・ルパン」
...その学名を Lychnis stellarioidesMaxim. と称する...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...この無憂花は無憂華とも無憂華樹(ムユウゲジュ)とも無憂樹とも称する有名なインドの花木であるが...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...その中に在った今日の Hippeastrum(ジャガタラズイセン属)の者が一番際立って壮麗な花を開いて王者見たいな位置を占めていたためその類を特にアマリリスと俗称するようになったのである...
牧野富太郎 「植物記」
...後者を存在論的真理と称することもできるであろう...
三木清 「哲学入門」
...イタコまたはモリコと称する盲目の婦人であるが...
柳田国男 「こども風土記」
...ヒョウと称する一種の人民の諸国にあったことは明らかである...
柳田國男 「地名の研究」
...七党と称する大地主の団体が七つまであった...
柳田國男 「名字の話」
...その代りに芸術と自称するのも恥かしい浅劣...
夢野久作 「探偵小説の真使命」
...少弐の船にのっていた筑紫の船頭厚東(こうとう)の船を操作(そうさ)してきた周防船(すおうぶね)の船頭上杉伊豆守の「今度船(このたびぶね)」と称する舟軍――長門安武郡の椿(つばき)ヶ浦(うら)の老船頭など……みな...
吉川英治 「私本太平記」
...――忠議堂と改称する...
吉川英治 「新・水滸伝」
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