...『イムペレエタアと称する霊からの通信の開始は...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...之だけによって(数学以外の)科学の叙述を与え得たと称するような場合がもしあるとすれば...
戸坂潤 「科学論」
...聖道門(しょうどうもん)の修業は正像の時の教えであるが故に上根上智のものでなければ称することは出来ない...
中里介山 「法然行伝」
...これは手軽にいうと長寿法(ちょうじゅほう)とか養生訓(ようじょうくん)とか称するものを諸方から取り集めて来て...
夏目漱石 「思い出す事など」
...同時に高等遊民と自称する松本という男からその人生観の一部を聞かされた...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...世の教育家と称するのは志と尽力の有無は問わず...
新渡戸稲造 「教育家の教育」
...また同じく敵(てき)と称する者の中にも種類が数多(あまた)ある...
新渡戸稲造 「自警録」
...同志と称する者がかう云ふ間違つた見方をした丈であるならまだよかつたが...
平出修 「計画」
...その法典中の条規の適用に関する例則を称するのである...
穂積陳重 「法窓夜話」
...隠元禅師がもって来たと称する本当のインゲンマメは Dolichos LablabL. という学名...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...この淡緑色の品をアオユズリハと称する...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...しかるに世人はこのムラサキ科のいわゆるタビラコ(すなわち学名を Trigonotis peduncularis Benth. と称する)を本物と間違え...
牧野富太郎 「植物記」
...この筆法でゆくと結局大して推称するほどのこともない霊魂になってしまうのではあるまいか」と...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...「てえち木(ぎ)」と称する樹の皮を煎(せん)じて染め...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...上方(かみがた)から来たと称する半商半農の資産家が今でも多いが...
柳田国男 「家の話」
...島では浪(なみ)の花と称する軽石(かるいし)の大量が...
柳田国男 「海上の道」
...同じ惟喬親王の子孫とは称するが...
柳田国男 「故郷七十年」
...按(あん)ずるに是は狒々と称するものにて...
柳田国男 「山の人生」
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