...高木の神の女萬幡豐秋津師比賣(よろづはたとよあきつしひめ)の命に娶(あ)ひて生みませる子...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...次に大倭豐秋津島(おおやまととよあきつしま)(本州)をお生みになりました...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...水戸(ミナト)ノ神なる速秋津彦(ハヤアキツヒコ)、速秋津姫二神の、河海に因りて持ち別けて、生みし神に、沫那芸(アハナギ)ノ神あり、沫那美ノ神あり...
高木敏雄 「比較神話学」
...人麿(ひとまろ)の歌った秋津の野辺(のべ)等は...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...見えみ見えずみ月光のうちを行く先艦秋津洲(あきつしま)をのみ隈(くま)にして...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...道を歩いてゐて秋津(トンボ)が自分の近くに飛んで来ると...
中原中也 「蜻蛉」
...潜水艦『八島』『秋津洲』『千代田』の三隻は...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...自分は『八島』と『秋津洲』を引きつれて...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...『八島』と『秋津洲』がめざす紅玉島は...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...もう紅玉群島の近くへせまっているのだ!痛快な夜襲『八島』と『秋津洲』が...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...『千代田』と『鯨』の一戦『千代田』と『秋津洲』は砲声を聞いて北東に急いでいると...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...『秋津洲』よ...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...秋津大助は動物小屋の薄暗い中で猿を相手に暮してゐる...
北條民雄 「青い焔」
...今夜はどういふものか利根子が秋津の前に身を横たへてしまつてゐるやうに思はれてならない...
北條民雄 「青春の天刑病者達」
...利根子、みづ江、秋津、紋吉、これ等の若い患者達の姿が浮んで来ると、私はいひ様のない不安を覚える...
北條民雄 「青春の天刑病者達」
...秋津大助の苦悩も利根子の苦しみも...
北條民雄 「青春の天刑病者達」
...「あの人のところへ行かない?」「秋津のところか...
北條民雄 「青春の天刑病者達」
...四ときほど門司にとどまる我船に歌びと秋津(あきつ)三池より来るわが船に門司の小船(をぶね)の漕ぎ寄りぬ別れを惜む友ひとり載せ若きより相知る秋津船に来ぬ仮りの別れも惜しきなるべしこの朝の門司の港のつめたきに秋ごこちして人と別るる肥前なる高田保馬博士の上を、秋津、晶子と共に語りて、思へども肥前の小城(をぎ)は猶遠し門司の港のかかり船にてわが船に門司の港のくもれるも心の如し君に逢はねば午後門司を発す...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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