...私人の関係はついに移って国家の関係となる...
大隈重信 「三たび東方の平和を論ず」
...純粋に一私人的生活に終始し...
高村光太郎 「智恵子抄」
...以上のような経歴をもつ一私人が「文学」と「科学」とを対立させてながめる時に浮かんでくるいろいろな感想をここに有りのままに記録して本講座の読者にささげるということは...
寺田寅彦 「科学と文学」
...少なくも主要な新聞を私人経営になる営利的団体の手から離して...
寺田寅彦 「ジャーナリズム雑感」
...これに反して英国で高層観測事業が一私人ダインスの手から政府に移ったのはずっと後の事であった...
寺田寅彦 「戦争と気象学」
...僕は一私人でありたいし...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...仮りに一私人が罷(まか)り出たとして...
中原中也 「我邦感傷主義寸感」
...かくのごときことは私人(しじん)のなすよりは直接あるいは間接に国家そのものがなすのが至当であろう...
新渡戸稲造 「自警録」
...それは一個の私人の意見であって...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「流刑地で」
...上述のように私人より願うて評定してもらったから...
穂積陳重 「法窓夜話」
...等しく一私人としての仕事であったこともまた否定すべきでない...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...一私人として立てば...
宮本百合子 「石を投ぐるもの」
...「昔から公人としても私人としてもあなたとほど親しくした人は私にありません...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...ほんとうは使臣としてであるが表面はただの私人として...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...しっとりとしたつつましい私人の徳の賛美などは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...公人私人の徳があり...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...いかにわしの蓄(たくわ)えと俸給でも、そんな多額な金目の物を、一私人としては、都の岳父(おしゅうと)に贈りうるはずのものではないからな...
吉川英治 「新・水滸伝」
...多くの私人法人が脱税に苦心せる現在の税法も...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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