...ウォータールー・プレースの私人の家に...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...私人の所有権などが認めらるるものであらうか...
辰野隆 「書狼書豚」
...読者にとってはなんの興味もない一私人の経験を長たらしく書き並べたかというと...
寺田寅彦 「科学と文学」
...特殊な歴史と環境とをもった一私人の一私見に過ぎないのであって...
寺田寅彦 「科学と文学」
...少なくも主要な新聞を私人経営になる営利的団体の手から離して...
寺田寅彦 「ジャーナリズム雑感」
...重きを公私人の間に有せり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...彼は一私人でありながら...
長岡半太郎 「ノーベル小傳とノーベル賞」
...かくのごときことは私人(しじん)のなすよりは直接あるいは間接に国家そのものがなすのが至当であろう...
新渡戸稲造 「自警録」
...それが一私人の私事であつても...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...また私人がこれを侮蔑し...
穂積陳重 「法窓夜話」
...私人が捜査請求すればこの地上で君の首を守れる機関は存在しない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...一私人として江戸で学んだものなどもその例は幾らもある...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...私人として自分が是認したものを...
三好十郎 「恐怖の季節」
...「昔から公人としても私人としてもあなたとほど親しくした人は私にありません...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...私人として楽しい生活がしてみたい」以前からよくこう帝は仰せられたのであったが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...家庭の一私人として...
吉川英治 「大岡越前」
...当時の歴史家が大きい事蹟を私人的にしか把握し得なかったという歴史記述上の能力と...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...多くの私人法人が脱税に苦心せる現在の税法も...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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