...ウォータールー・プレースの私人の家に...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...私人の手の中に富を集積することである...
堺利彦訳 幸徳秋水訳 「共産黨宣言」
...芸術が公衆的翫賞に供せられずして私人的であるために小規模のものとなり...
津田左右吉 「偶言」
...重きを公私人の間に有せり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...僕は一私人でありたいし...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...私人の所有に帰してしまったのですか」関守氏は...
中里介山 「大菩薩峠」
...上述のように私人より願うて評定してもらったから...
穂積陳重 「法窓夜話」
...特に無名の私人には会われないそうだが...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...私人たるブライス氏の忠告がもとになっているわけであるが...
前田多門 「「人間宣言」のうちそと」
...等しく一私人としての仕事であったこともまた否定すべきでない...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...「昔から公人としても私人としてもあなたとほど親しくした人は私にありません...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...私人として楽しい生活がしてみたい」以前からよくこう帝は仰せられたのであったが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...シリアの一私人の家に仕える象使いの男は...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...むしろ私人たちの方であった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...官営万能(まんのう)※に罹(かゝ)つて居る日本と違つて格納庫も其れに納めてある飛行機も総(すべ)て私人の所有である...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...今は其れが私人の有に帰して二戸に分れ...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...こういう神品を私人の塵蔵(じんぞう)にまかせておきましては...
吉川英治 「江戸三国志」
...私人的な依頼に応じて...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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