...あれは艸冠(くさかむり)の下の魚(うを)と禾(のぎ)とは何方(どつち)に書いた方がほんとうだつたかな...
薄田泣菫 「茶話」
...種禾稻紵麻、蠶桑緝績、出細紵緜、其地無牛馬虎豹羊鵲、兵用矛楯木弓、木弓短下長上、竹箭或鐵鏃、或骨鏃、所有無與耳・朱崖同...
陳壽 「魏志倭人傳」
...禾場(うちば)の日はかん/\照って居る...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
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内藤湖南 「支那歴史的思想の起源」
...三には記事に重複ありて、屬辭に脈絡なく即ち三種の(い)節、風俗不淫の句が四種の(ニ)節、婦人不淫不妬等の句と重複し、三種の同節、禾稻紵麻以下、箭鏃に至る物産が四種の(ハ)節に記せる物産と脈絡相屬せず、四種の(ハ)節、父母兄弟云々の句、三種の(は)節會同坐起云々の句と脈絡相屬せざるが若きに由る...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...號禾原...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...「禾を植うるには当に黍を以てすべし...
中谷宇吉郎 「古代東洋への郷愁」
...「ワ」に対して「禾」という形がある...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
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濱田耕作 「温泉雜記」
...禾人氏からも普羅句抄が来た...
前田普羅 「普羅句集」
...ホモノ科(禾本科)の一年生禾本で...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...なぜなら禾本諸草はたいてい乾かしておいて煮出せば黄色い汁が出て黄色染料になろうからである...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...竹の花禾本科植物中特異の状貌を呈して殊に喬木あるいは灌木を成す者...
牧野富太郎 「植物記」
...何々ススキといってススキの名を冒している禾本が沢山あるが...
牧野富太郎 「植物記」
...支那の土笋や禾虫(畔田翠嶽(くろだすいがく)の『水族志』に出(い)づ)など食品たるものもあるが...
南方熊楠 「十二支考」
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南方熊楠 「十二支考」
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森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「蚤」というのは「ふるえ草」ともいう禾本科(かほんか)に属する草の俗名で...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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