...彼女は幸福者だと感じている...
...幸福者になるためには、努力が必要だ...
...幸福者になる秘訣は自分の心にあります...
...彼女は幸福者だからこそ、誰かを幸せにすることができる...
...幸福者とは、物質的な豊かさよりも内面的な満足感を持っている人のことだ...
...爰の邸へ引取られてからは俺も飛んだ幸福者(しあはせもの)で...
内田魯庵 「犬物語」
...姉ほどの子福者にはなれないとしても...
谷崎潤一郎 「細雪」
...何を食べてもうまい! 私は何と幸福者だらう...
種田山頭火 「其中日記」
...腐肉(くされにく)に集(たか)る蒼蠅(あをばへ)でもロミオには優(ま)す幸福者(しあはせもの)ぢゃ...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...上に梵字(ぼんじ)を書いて「爰追福者為蛇虫之霊発菩提也(ここについふくするものはだちゅうのれいぼだいをはっせんがためなり)」だのと書いた古い新しいさま/″\の卒塔婆と共に...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...極度の曙(あけぼの)一 不幸者をあわれみ幸福者を恕(ゆる)すべし幸福であるのは恐るべきことである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...自分の方が確かに幸福者(しあわせもの)であると言われて...
中里介山 「大菩薩峠」
...無類の幸福者といわずばなるまい...
中里介山 「大菩薩峠」
...それも子福者であるなら一人なくなっても...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...これらの小さな幸福者であり物真似師である人々は...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ルイスヒェン」
...彼等はこよない幸福者――なぜ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...子福者小笠原伯爵の何番目かの娘さんが最近スポーツマンであった体躯肥大な某氏と結婚された写真が出ていた...
宮本百合子 「新しい一夫一婦」
...その点私達は大層幸福者であります...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...こういうニュースにふれながらこんな音楽の感じられる手紙のかける私達はつまりは幸福者であると云うわけでしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...世界中に類の寡(すくな)い幸福者です...
村井弦斎 「食道楽」
...無爲平凡な日ばかり送つてゐる形だけの幸福者には味はへないものである...
吉川英治 「折々の記」
...あんたは何ていう幸福者」と...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...あわれむべき小悪(しょうあく)よ!汝はきょうまで余の手先に踊らされていた悪魔の子分だ!ういやつ!秘帖は貰ってゆく!おれは元来阿波を見物にきた閑人(ひまじん)ではない!一角はこの嘲笑と徒労を知らずに死んだ幸福者!さらば...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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