...神農は福建省や台湾などで神格化されている...
...先生、南は福建に生れ、西は蘇格蘭(スコットランド)のエディンバラに学び、東は日本の婦人を娶り、北は北京に住するを以て東西南北の人と号す...
芥川龍之介 「北京日記抄」
...福建(ふくけん)と来たらなおさら盛んだ...
魯迅 井上紅梅訳 「幸福な家庭」
...さて沖縄の方では古来国子監や福建あたりで学んで帰った久米村人が支那思想の代表者で鹿児島で学んで帰った留学僧の連中が日本思想の代表者であったが...
伊波普猷 「琉球史の趨勢」
...梨花は福建省生れの美しい少女で...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...福建(ふっけん)等に大兵を駐屯せしむる必要があるというそうであるが...
大隈重信 「世界平和の趨勢」
...ところがその当時日本は福建(ふっけん)省の不割譲を約束してあったのも併(あわ)せて罵倒した様な訳で...
大隈重信 「東亜の平和を論ず」
...福建の曾孝廉(そうこうれん)が...
田中貢太郎 「続黄梁」
...あるいは台湾福建における...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...かかる心がけがあって人生の旅は幸福建物(たてもの)を建築するに...
新渡戸稲造 「自警録」
...それが『松溪県志(しょうけいけんし)』(松溪県は福建省地方の地名)と題する書物に僅かに載っているが...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...つまり福建省の松溪県からその土地でいう馬鈴薯の実物が出て来てくれさえすれば...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...〈福建の将楽県に蛟窟あり...
南方熊楠 「十二支考」
...田中善立氏は福建にあった内...
南方熊楠 「十二支考」
...日本には人民が自身の幸福建設のために支配者として生活し得る可能がましています...
宮本百合子 「明日を創る」
...福建海岸へは二百里...
柳田国男 「海上の道」
...呉の福建は、茘枝(れいし)と龍眼の優品を産し、温州(うんしゅう)は柑子(こうじ)(蜜柑(みかん))の美味天下に有名である...
吉川英治 「三国志」
...福建南端から陸路南京に向った...
和辻哲郎 「鎖国」
...福建の諸地方の民であるという...
和辻哲郎 「鎖国」
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