...そして時々福富と話して居るうちに自分の見當違ひを發見する...
石川啄木 「葉書」
...福富は母の愛情の代りに五段教授法を以て教へてゐる...
石川啄木 「葉書」
...福富といふ女と結婚の問題とは全く別である...
石川啄木 「葉書」
...出て行く後姿を福富も職員室の窓から見た...
石川啄木 「葉書」
...福富の欠勤の日は...
石川啄木 「葉書」
...さういふ時の対手は屹度福富である...
石川啄木 「葉書」
...福富は何時(いつ)の日でも...
石川啄木 「葉書」
...』福富は腑に落ちない顔をして甲田を見た...
石川啄木 「葉書」
...福富が転任して来てからは...
石川啄木 「葉書」
...福富がいつものやうに散歩して帰つて来て...
石川啄木 「葉書」
...福富さんと長谷さんとはおとなしい...
種田山頭火 「旅日記」
...学生は立腹して一(ひと)はがき五拾銭の通信料をもらわるゝ万朝報(よろずちょうほう)の文界(ぶんかい)短信(たんしん)欄(らん)に福富(ふくとみ)源次郎(げんじろう)は発狂したと投書した...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...「福富サンが、皆を集めて遊ばせて下さるゥ……(如何(どう)も声が出ないものですから、エヘン、エヘン――ウーイ、ウーイ、ウーイ)……御親切な福富さんの(ウーイ、ウーイ)ます/\御繁昌(ごはんじょう)で(ウーイ、ウーイ)表(おもて)の方から千両箱、右の方から宝船(たからぶね)(ウーイ、ウーイ)……障子の外に立聞く主人は、冷汗が流れた...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...劇場に近い福富って宿に落つき...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...今児童の夜話に花咲爺というものよくこの福富長者の事に似たり...
南方熊楠 「十二支考」
...『福富草子』は足利氏の世に成ったもので...
南方熊楠 「十二支考」
...因幡(いなば)気高(けたか)郡福富村の高路...
柳田國男 「地名の研究」
...町奉行の福富平左衛門の小屋ですこし休み...
吉川英治 「新書太閤記」
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