...又救ふ可らざる禍機に陥り了れり...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...禍機は此処(ここ)に存在する...
大隈重信 「永久平和の先決問題」
...其処(そこ)に禍機(かき)が潜伏するのである...
大隈重信 「列強環視の中心に在る日本」
......
田中貢太郎 「愛卿伝」
...今日において隠伏したる禍機の破裂するは決して遠きにあらざるべし...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...その政敵たるビーコンスフィールド侯がそのみずから種を下したる禍機をば氏に遺伝して氏をしてこれを収穫せしめたるゆえなり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...動乱の禍機(かき)...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...遂に容易ならざる禍機を惹起せり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...遂に天下の禍機を潰決せしめ...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...禍機が不可思議の辺に潜んでいるらしい意味に聞えましたが...
中里介山 「大菩薩峠」
...禍機の伏在するの地...
日野強 「新疆所感」
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