...政府はその結果に起きるかも知れない(実際には起きた)事故を気づかって黒焦げにした糖の使用を禁止する法律を1817年7月に通過させ...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...ところが市会では傍聴を禁止するという決議をしてしまった...
浅沼稲次郎 「まあまあ居士の弁」
...厳ましく云つて禁止する必要は少しも無いのだ...
内田魯庵 「家庭の読書室」
...経営する文芸協会の興行たる『故郷』の上場を何等の内論も質問もなく一令を下して直ちに禁止する如き...
内田魯庵 「二十五年間の文人の社会的地位の進歩」
...書籍出版を禁止する一三七に超えたるがごとき...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...まづは捷徑を選んだのではなからうか「しかし當時歐品としいへばすべて幕府の禁止するところ――嘉平は自家の一部に密室をつくり晝夜燈火を具へて」とある...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...それは前意識に於て働いている一定の検閲制度がそれを禁止するからなのである...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...夫を禁止するのである...
戸坂潤 「科学論」
...つまり、未練というものがあるものでな」「その未練とか、嫉妬とかいうのが一番いけないんです、わたしの作ろうとする理想国では、そういう場合に於ける未練と嫉妬とを、厳重に禁止する、またそういう場合は極めて自由恬淡(てんたん)であるべきように、子供のうちから教育して置きたいと思います」「なるほど――子供のうちから、異った習慣の社会に置いて、異った教育をして置けば知らぬこと、現在このままでは、好きな女が自分に靡(なび)かぬ時、自分にそむいて行こうとする時に起る悲劇をどう扱いますか、武力か、金力か、ともかく、お前さんの言う強力が、そんなのをどう扱うか聞きたいものです...
中里介山 「大菩薩峠」
...お女郎の自殺を禁止するという法律があって...
野村胡堂 「平次と生きた二十七年」
...集会や結社を禁止する法律...
平林初之輔 「文学方法論」
...警察が絶対に禁止するのはロンドン上空の爆発実験だ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「四日闇夜」
...このやうな援助を禁止する規定を置いてゐる(八九)...
山浦貫一 「新憲法の解説」
...もうすぐやつらは学内細胞の存在を正式に禁止するよ...
山川方夫 「その一年」
...聯盟は直接の支払を拒否しあらゆる無承認の演奏を禁止する」従って去る三月十五日本紙に掲載した「洋楽放送に福音」の記事中ドクトル・プラーゲに関して「ローマ条約による国際著作権協会の代理人と自称する」云々と記載したのは今日に於いてはそれが誤解と判明するに至ったのである――四 皇族の袖に隠れんとした東京音楽学校無軌道蹂躙戦法の波に乗った者は新聞社や民間の楽壇人だけに止まらず...
山下博章 「「プラーゲ旋風」の話」
...あまり非道くないものでも禁止するというような傾きがあるのも...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...これを禁止するのは炭坑夫にダイナマイトを使うな……というのと...
夢野久作 「爆弾太平記」
...令を以て禁止することも...
吉川英治 「三国志」
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