...可忌(いまわし)い禁厭(まじない)...
泉鏡花 「印度更紗」
...禁厭(まじない)は心ゆかし...
泉鏡花 「婦系図」
...お禁厭でございます...
泉鏡花 「婦系図」
...「目あり煎餅」勝負事をするものの禁厭(まじない)になると...
泉鏡花 「開扉一妖帖」
...また子供が頭剃を嫌はない禁厭として鉄鉢をいたゞかせてくれといふ事も稀である...
種田山頭火 「行乞記」
...さういふ日々の禁厭が私の上に立てる音は不吉であつた...
富永太郎 「断片」
...柱にはった白紙で包んだ禁厭(まじない)の札(ふだ)が眼についた...
豊島与志雄 「生と死との記録」
...鎮宅霊符という禁厭の札を作って持って来て下すった...
豊島与志雄 「生と死との記録」
...禁厭(まじない)や物忌(ものいみ)の手段にかけては...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...欧州で中古禁厭(まじない)を行う者を火刑にしたが...
南方熊楠 「十二支考」
...件(くだん)の禁厭品(まじないもの)を取り出し示したが...
南方熊楠 「十二支考」
...かく鼠が神の使となって人を苦しむるよりこれを静めんとて禁厭(まじない)を行うたり...
南方熊楠 「十二支考」
...句切れ句切れの頭の字を拾い集めると『はしかかるい』となっておるだけの袁許禁厭じゃ...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...諏訪神(すわがみ)さまの禁厭灸(まじないきゅう)一さて...
吉川英治 「神州天馬侠」
...お諏訪(すわ)さまの禁厭(まじない)というてすえた...
吉川英治 「神州天馬侠」
...そういう陰性の策謀を追い払う禁厭(まじない)だよ...
吉川英治 「新書太閤記」
...ここへは苦情の来ぬように俺が禁厭(まじない)をして来てやる』青貝柄(あおがいえ)だの...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...禁厭(まじない)...
吉川英治 「平の将門」
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