...祭主たるシャーマンがそれを退治する趣向の仮装舞踊劇であったらしく...
知里真志保 「アイヌ宗教成立の史的背景」
...祭主たるシャーマンがそれを退治する役割を演じる趣向のものであったことが...
知里真志保 「アイヌ宗教成立の史的背景」
...所が伊勢の町人が祭主の藤浪家に頼んで...
内藤湖南 「應仁の亂に就て」
...倭人傳にては倭姫命の前に祭主ありしさまに見えざれば...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...あちら向きにひとり坐って神妙に控えてござる――さてまた祭主と祭壇の周囲には当然...
中里介山 「大菩薩峠」
...村方の古老、新老が都合五名、いずれも平和なほほえみを漂わして、祭主の周囲に、くすぐったそうに坐ってござる...
中里介山 「大菩薩峠」
...祭主はこの竹藪に向って...
中里介山 「大菩薩峠」
...いずれも平和なほほえみをもって、恭しく祭壇に向って黙祷を捧げているところの、烏帽子(えぼし)直垂(ひたたれ)の祭主の方のみを気にしていると、この祭主殿が、やがて思いがけなくも、すっくと立ち上りました...
中里介山 「大菩薩峠」
...この烏帽子(えぼし)直垂(ひたたれ)の祭主殿がすなわち...
中里介山 「大菩薩峠」
...祭主の調子のざっかけなのと...
中里介山 「大菩薩峠」
...祭主の黙祷(もくとう)についで恭(うやうや)しく声明読経(しょうみょうどきょう)に及ぶかと見ると...
中里介山 「大菩薩峠」
...祭主たる道庵先生に...
中里介山 「大菩薩峠」
...あらかじめ祭主側からお寺へ頼んでおいて...
中里介山 「大菩薩峠」
...これを祭主に代ってみずから祭儀を掌(つかさど)るものと解するほどの...
柳田国男 「海上の道」
...個々の旧家で主人みずからが祭主となって...
柳田国男 「海上の道」
...祭主は当然に家長の役であったが...
柳田國男 「歳棚に祭る神」
...さなきだに御祭主義なる日本人を促して教会を建て...
山路愛山 「英雄論」
...みどう家はその祭主であって...
山本周五郎 「山彦乙女」
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