...三名を携えて祖先の墳墓の地に往って祖先の神を拝し山川を祭るのであるが...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...そして道ばたにマドンナを祭るらしい小祠(しょうし)はなんとなく地蔵様や馬頭観世音のような...
寺田寅彦 「旅日記から(明治四十二年)」
...式内(しきない)の神々も時宜(じぎ)を酌(く)んで院中に祭るべし...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...稲荷さんを祭るには...
豊島与志雄 「霊感」
......
内藤鳴雪 「鳴雪句集」
...宮殿を建てて祭る者もなきはなんぞや...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...涙ながら霊を祭るとかいふ陳腐なる考(かんがえ)を有り難がるも常人ならば詮方(せんかた)なきも...
正岡子規 「俳諧大要」
...迎えてこれを祭るなりとあって...
南方熊楠 「十二支考」
...是は真に吾を祭る時の事也...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...孔子(こうし)もずっと古く祭るに在(いま)すが如くすと云っている...
森鴎外 「かのように」
...三途河の婆様の木像を方々のお寺に祭るようになったことが...
柳田國男 「日本の伝説」
...講というのは多くの家族が合同して神を祭ること...
柳田国男 「年中行事覚書」
...特に十月を以て祭るという信仰が始まったものか...
柳田国男 「年中行事覚書」
...稲荷(いなり)の社を初午に祭るのも...
柳田国男 「年中行事覚書」
...お籠りをして祭る神ということだったので...
柳田国男 「年中行事覚書」
...その土を祭るものじゃそうな...
吉川英治 「江戸三国志」
...やがて北斗を祭る秘室のうちに...
吉川英治 「三国志」
...聚議庁(しゅうぎちょう)の大香炉には香が燻(く)べられ星を祭る壇には供え物が上げられて...
吉川英治 「新・水滸伝」
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