...彼等の先祖を祭るものだとのことである...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...拆く釧(くしろ)五十鈴(いすず)の宮七に拜(いつ)き祭る...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...銀弓のアポローン祭る祠堂に掲ぐべし...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...稲荷さんを祭る場所がきまらないので...
豊島与志雄 「霊感」
...大工左官などの職人の祭る神としてもあがめられて居るのは...
内藤湖南 「聖徳太子」
...諸社の神を祭る』迄になった...
中山太郎 「穀神としての牛に関する民俗」
...「天を祭ること」を...
蜷川新 「天皇」
...芋の露を硯(すずり)に磨(す)りて庭先に七夕を祭る時...
正岡子規 「わが幼時の美感」
...庚申樣を祭るとかいふことで...
三田村鳶魚 「物貰ひの話」
...インドでハヌマン猴神よく邪視を防ぐとて祭る事も...
南方熊楠 「十二支考」
...次で家に還つて像を祭るを例とした...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...ここには、祭壇の上に、大いなる尾をたれし猿の黄金像あり、またかしこにては、人魚を祭る...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...むしろ神を祭る者の選択によって...
柳田国男 「故郷七十年」
...矢をもって山の神を祭ることは古い習慣であるが...
柳田國男 「地名の研究」
...これも正月の十五日に里人(さとびと)集まりてこれを祭る...
柳田国男 「遠野物語」
...三途河の婆様の木像を方々のお寺に祭るようになったことが...
柳田國男 「日本の伝説」
...そうして私は庚申の夜に祭る神も...
柳田国男 「年中行事覚書」
...「神を祭るのに、きわめて清浄を貴ぶ風習から、身親(みぢか)なもののうちに、死人があると、その一年は鳥居はくぐらないとか、喪のうちは神棚を閉じて、祭器にも手をふれないとか――そんなところから、神仏は仲のわるい別ものみたいに考えられて来たのではありませぬかな」和尚の言にうなずいて、介三郎はにこやかに、「そうでしょう、庶民のうちにはいると、神も仏も、本来のものは稀薄になって、形のうえのことが、重大に支配して来ますから」「拙僧はこう解しています...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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