...一刻も早く鼻の先の祥光院まで行っていようとした...
芥川龍之介 「或敵打の話」
...僕は女中とも相談の上先(ま)ず第一に自動電話によって加賀町の夫人の実家へこの不祥事を報告し...
江戸川乱歩 「悪霊」
...その晩天祥丸の船員がいたんですね?』『ええ...
大阪圭吉 「カンカン虫殺人事件」
...」祥雲氏迚(とて)ももう助からないものと覚悟をした...
薄田泣菫 「茶話」
...ただちに吉祥寺駅から...
太宰治 「乞食学生」
...諸外国の文芸の発祥地と言われているサロンと...
太宰治 「十五年間」
...文天祥(ぶんてんしょう)が天命に安んずるこそ丈夫の襟懐(きんかい)ではあるが...
中里介山 「大菩薩峠」
...なんという不祥(ふしょう)な……」これは誰でもいい心持はしないでしょう...
中里介山 「大菩薩峠」
...その発祥民族を酷使虐待する...
中里介山 「大菩薩峠」
...駒込吉祥寺に大火があり...
長谷川時雨 「花火と大川端」
...その時には箕作麟祥(みつくりりんしょう)のお祖父(じい)さんの箕作阮甫(げんぽ)と云う人が調所の頭取(とうどり)で...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...民法なる語は箕作麟祥博士がフランスのコード・シヴィールの訳語として用いられてから一般に行われるようになったから...
穂積陳重 「法窓夜話」
...祥子は槇子を待ちあぐんでいた...
矢田津世子 「罠を跳び越える女」
...「祥瑞(ションズイ)さん...
吉川英治 「新書太閤記」
...近頃、染付ものの陶器に、祥瑞五郎大夫(ションズイごろだゆう)製(つくる)とよく銘に書いてはあるが、それはその後の人々で、ほんとに明国(みんこく)へ渡って、あの陶器の作法を伝えて来られたお方は今ではもうこの世にいませぬ」「世間のうわさゆえ、どうか存じませぬが、お宅様に引き取ってお育てになっている、於福(おふく)さまという坊ンちは、その祥瑞様が、明国から連れ帰って来たお子じゃとやら……」「はい...
吉川英治 「新書太閤記」
...ところが祥瑞(ションズイ)五郎大夫は...
吉川英治 「新書太閤記」
...仲間の祥雲(しょううん)と...
吉川英治 「親鸞」
...祥雲(しょううん)の二人の仏師は...
吉川英治 「親鸞」
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