...祠官の息子、同じく乘りたるが、文字あるだけに、問ふ所一々要領を得るは、うれし...
大町桂月 「赤城山」
...知るも知らぬも三十人ばかり玄關の前に立ちそろへば、祠官呼びとめて、一々握飯を與ふ...
大町桂月 「金華山」
...祠官にねだることも出來ず...
大町桂月 「金華山」
...祠官の織田氏也...
大町桂月 「十和田湖」
...これこの山路を開きたる御嶽神社の祠官...
大町桂月 「妙義山の五日」
...妙義の祠官の見出だせる所にかゝる由也...
大町桂月 「妙義山の五日」
...ひとまづ祠官に逢ひて聞いて見むかと思ひしが...
大町桂月 「妙義山の五日」
...曰く、「勅を下して幕府を責むべし」、曰く、「公卿を遣(つか)わして諸侯を遊説(ゆうぜい)せしむべし」、曰く、「東叡山(とうえいざん)法親王を脱して仙台、米沢藩に託すべし」、曰く、「皇太子、親王、法親王は宜(よろ)しく正議大諸侯に託すべし」、曰く、「天子意を決し叡山に臨幸あり、諸国の義士、祠官、僧侶を募(つの)るべし」と...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...王鼻の仮面をつけた祠官が青竹の弓に白紙の羽の矢を番えて牛に乗り...
中山太郎 「穀神としての牛に関する民俗」
...ハワイやタヒチ等の浜辺に鮫を祭る社あって毎度鮫来り餌を受け甚だしきは祠官を負うて二十浬(かいり)も游ぎし事エリスの『多島海研究(ポリネシアン・レサーチス)』四...
南方熊楠 「十二支考」
...祠官神前に供えた椰子を砕き一...
南方熊楠 「十二支考」
...祠官蜂起(ほうき)して王に訴え...
南方熊楠 「十二支考」
...明応七年兵燹(へいせん)にかかりて枯しを社僧祠官等歌よみて奉りたれば再び栄生せりといへり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...奥州郡山(こおりやま)の八幡宮(はちまんぐう)の祠官(しかん)安藤筑前(あんどうちくぜん)親重(ちかしげ)の子で...
森鴎外 「渋江抽斎」
...今も諸国の御社の祠官に...
柳田國男 「地名の研究」
...屋久島永田神社の祠官古市熊護氏の報告を引いて...
柳田國男 「地名の研究」
...熱田の宮の祠官(しかん)でもあり...
吉川英治 「新書太閤記」
...当熱田神宮の祠官職たるお役目上...
吉川英治 「新書太閤記」
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