...神楽師って、神社でのお祭りで笛と太鼓を演奏する人だよ...
...神楽師の方が、神前奏上の祝詞を読み上げることもあるんだ...
...神楽師の衣装は、白地に赤や黒などの色を使った衣服が一般的だね...
...この神社では、毎年神楽師を募集しているそうだよ...
...神楽師は、伝統芸能として歴史的な価値があるとされ、国の重要無形文化財に指定されているんだ...
...村の器用な若者等が神楽師(かぐらし)をする...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...どうもこの連中が神楽師だとは受取れなくなりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...いったい、神楽師にも、いろいろの種類があるだろうから一概にはいえないはず...
中里介山 「大菩薩峠」
...よく見れば見るほど生え抜きの神楽師ではない...
中里介山 「大菩薩峠」
...金箔付(きんぱくつ)きの神楽師だと思いました...
中里介山 「大菩薩峠」
...神楽師の長老がジロリと七兵衛をながめ...
中里介山 「大菩薩峠」
...神楽師(かぐらし)の仮面は...
中里介山 「大菩薩峠」
...七兵衛と泊り合わせた神楽師の一行が...
中里介山 「大菩薩峠」
...江戸を計るものは、甲州を慮(おもんぱか)らなければ仕事ができない、家康も甲州の武田が存する以上は天下が取れなかったのだ、甲州は捨てておけない」と言いますと、神楽師の長老が眉根を曇らせて、「甲府が関東の険要であるとおなじ理由によって、飛騨(ひだ)の国が京畿(けいき)の要塞になるのでござる――ごらんなさい」と言って懐中から一枚の地図を取り出して、南条力の前にひろげ、「ごらんの通り、飛騨の高山は、彦根に対して俯(ふ)して敵を射るの好地にあるではござらぬか、加賀と尾張の二大藩を腹背に受けているようではござるが、一方は馬も越せぬ山つづき、一方は大河と平野によって別天地をなしてござる、一路直ちに西へ向えば、彦根までは手に立つ藩はござらぬ、飛騨を定めてしかして後に……」話ぶりによると、南条力はまず甲州を取らなければならぬといい、神楽師の長老は、それよりも飛騨を取るのが急務であると主張し、おのおの天険と地の利を説いて相譲らないらしいが、なにぶんにも二人の会話は、席の中心を離れた内談だから、中央の高談放言に消されて、その話がよく聞えない...
中里介山 「大菩薩峠」
...これらのお神楽師が薩摩屋敷の大広間で...
中里介山 「大菩薩峠」
...一行の神楽師に対する豪傑連中のもてなしが...
中里介山 「大菩薩峠」
...以前のお神楽師の旅のなりした十余名のものに守られて...
中里介山 「大菩薩峠」
...思いがけなく繰込んで来た五人連れのお神楽師(かぐらし)と称する一行のうちの...
中里介山 「大菩薩峠」
...必ずしも自称お神楽師でないことを知る者は...
中里介山 「大菩薩峠」
...父親はゆうめいなお神楽師(かぐらし)...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...神楽師どもにも杯をやらぬか」と...
吉川英治 「江戸三国志」
...ちょこちょこと銚子を持って神楽師たちの前にかしこまり...
吉川英治 「江戸三国志」
...古雅な近衛舎人(このえとねり)たちの風俗を写した山神楽師(やまかぐらし)の...
吉川英治 「宮本武蔵」
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