...これも神徳をかゞやかさんとての業なり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...大いに神徳に感銘したが...
井上円了 「おばけの正体」
...一陌(いっぱく)の金銭便(すなわ)ち魂を返す公私随所に門を通ずべし鬼神徳の生路を開くあり日月光の覆盆を照すなし貧者何に縁(よ)ってか仏力を蒙(こうむ)らん富豪容易に天恩を受く早く善悪都(すべ)て報(むくい)なしと知らば多く黄金(こがね)を積んで子孫に遺さん詩が出来るとは面白そうにそれを朗吟した...
田中貢太郎 「令狐生冥夢録」
......
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...世に誉れ高くまします父君の治世久しく多福を膺受(ようじゅ)し給いしを眷顧(けんこ)せる神徳によりて...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...神徳を実際に身に体験した人ではないのですよ...
中里介山 「大菩薩峠」
...滔々(とうとう)と神徳を述べ立てた...
夏目漱石 「倫敦消息」
...就中(なかんずく)『贅弁』には神徳高き大神を如何ぞ禽獣とすべけんやと詈り居る...
南方熊楠 「十二支考」
...『贅弁』に神徳高き大神を如何ぞ禽獣とすべけんやと詈ったが...
南方熊楠 「十二支考」
...依然神徳高き大神をいかんぞ禽獣とすべけんや」と言った『俗説贅弁』同然の見を脱せず...
南方熊楠 「十二支考」
...旧藩主も一代に一度は必ずその下を過(よぎ)りて神徳を老樹の高きに比(よそ)え仰がれたるなり...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...なお根本には鹿島の神徳を説く点の共通が失われていないのは...
柳田国男 「海上の道」
......
柳田国男 「故郷七十年」
...神徳を仰ぎつつこの水を掬飲(きくいん)し...
柳田國男 「地名の研究」
...以前は専(もっぱ)らこれを田の神の神徳として礼讃したのであろうが...
柳田国男 「年中行事覚書」
...その神徳(しんとく)をたたえその御恵(おめぐ)みにたよるということを...
柳田国男 「母の手毬歌」
...諸国の地方神に随従して神徳を宣伝したという眷属(けんぞく)の小神にも...
柳田国男 「山の人生」
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