...神妙な面持ちで話を聞く...
...彼女は神妙に考え込んでいた...
...彼の神妙な態度に敬意を表した...
...その神妙な儀式を見学することができた...
...彼女の神妙なまなざしに胸が締め付けられた...
...とっくり話がしたいと思ってたんだ」真剣というか神妙というか...
高見順 「いやな感じ」
...」青扇は神妙にそう言って...
太宰治 「彼は昔の彼ならず」
...きちんと膝(ひざ)を折って坐って神妙に眺め...
太宰治 「新釈諸国噺」
...「その駕籠、少々待たっしゃれ」女長兵衛の格で納まっているお角が垂(たれ)を上げて見ると、棒鼻をおさえているのは、権八よりはまだ若い、振袖姿のお小姓らしい美少年が、刀の鯉口を切って、「御迷惑でもござろうが、おのおの方におたずね致したい、お控え下さるよう」棒鼻をおさえての申入れが、事有りげではあったが親切でしたから、女長兵衛も、お若けえの、お控えなせえとも言えず、神妙に、「何の御用でございますか」駕籠から出て挨拶をしようとするのを、「いいや、そのままで苦しうござりませぬ、そのままでお尋ね致したいが、あなた方は、いずれへおいでになりますか」「はい、わたくしたちは、江戸から参りました者、名古屋まで参る途中のものでございます」「御婦人と見受け申す、して、その後ろのお方は……」「あれは、わたくしの主人でございます、やはり女でございます」「お二人とも、女子(おなご)づれ、しておともの衆は、この三人だけでござるか」「はい、六に、松に、芳……三人でございます」「三名ともに、江戸から御同行でござるか」「はい、二人だけは甲州から連れて参りました」「近ごろ、ご無礼の至りなれど、一応、後ろのお乗物の中のお連れにお目通りがしたい、拙者は岡崎藩の中、梶川与之助と申すもの、友人のために黙(もだ)し難き儀があって、人あらためを致さねばならぬ次第により、枉(ま)げてこの儀をお願い致す」「ご挨拶恐縮に存じます、どうぞ、充分におあらため下さいませ」と言って、お角は駕籠(かご)を出て来て、お銀様の乗った駕籠のところまで、右の美少年を案内して来ました...
中里介山 「大菩薩峠」
...これをして神妙に聞き惚(ほ)れて...
中里介山 「大菩薩峠」
...「神妙にせい」續くガラツ八は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...神妙にせいツ」八五郎の聲に驚いて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...福島嘉平太殺しは俺の知ったことでないぞ」「神妙にせいッ」「磔刑(はりつけ)も梟首(さらしくび)も覚悟の上だが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...神妙にせい」パツと組付いて行くガラツ八...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...林様を許して上げて下さいまし」お半は神妙に...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「御用ツ」「神妙にせい...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...神妙にせッ」「えッ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...どうやら神妙に控(ひか)へてをります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...いつも神妙な顔をして...
牧野信一 「自烈亭」
...ウオルター・ペーターのやうに神妙な夢に耽りましたが...
牧野信一 「浪曼的月評」
...一同神妙に総じめのシャンシャンシャン...
山本笑月 「明治世相百話」
...その女性も、当日、七つ松の辻で斬られたうちの一人であるが、車から引きずり降ろされても悪(わる)びれず経帷子(きょうかたびら)のうえに色よき小袖を着、いざ、処刑となると、「しばらくお待ちください」と、声もすずしく辺りを制し、帯をしめ直し、髪の根高々と揚げ、いと神妙に、「よろしゅうございまする」と、合図して、男も及ばぬ尋常な最期をとげたというのであった...
吉川英治 「黒田如水」
...どう神妙な様子をしたって...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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