...しかし援助を与へて庇護を加へらるべき第一の資格は此の独立自恃の精神の存在である...
會津八一 「菊の根分をしながら」
...神の存在、及び人間の靈魂と肉體との區別を論證する、第一哲學についての省察書簡聖なるパリ神學部のいとも明識にしていとも高名なる學部長並びに博士諸賢にレナトゥス デス カルテス私をしてこの書物を諸賢に呈するに至らしめました理由は極めて正當なものでありますし、諸賢もまた、私の企ての動機を理解せられました場合、この書物を諸賢の保護のもとにおかれまするに極めて正當な理由を有せられるであらうと確信いたしますので、茲にこの書物を諸賢にいはば推薦いたしまするには、私がそのなかで追求しましたことを簡單に申し述べるにしくはないと考へる次第であります...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...神の存在の信ずべきことは...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...神の存在を駁撃するために無神論者たちによって通例持ち出される一切は...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...神の存在について疑うべきではないということ...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...そこからまた神の存在を証明する論証を得ることができないであろうか...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...すなわち神の存在の...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...神の存在及び霊魂と肉体との区別を証明する諸根拠定義一思惟(cogitatio)という語によって私は...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...定理一神の存在はその本性の単なる考察から認識せられる...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...定理三神の存在はまたその観念を有するところの我々自身が存在するということからも証明せられる...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...これは神の存在を知らず...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...アンセルムスの神の存在の本体論的証明のような方法に従って...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...神の存在を信じることは無理であろう...
外村繁 「澪標」
...神の存在を知っている者にとっては奇跡は別に驚くほどの事件ではない...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...精神の存在を自覚する事はない...
夏目漱石 「虞美人草」
...神の存在との間に矛盾を起さざるを得ない...
西田幾多郎 「デカルト哲学について」
...デカルトが神の存在証明について...
西田幾多郎 「デカルト哲学について」
...この絶対に疑い得ないと信ぜられた真理から出発して彼は因果律を用いて神の存在を証明し...
三木清 「語られざる哲学」
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