...彼等を祝福する」と云ふ事であつた...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...またこの平安の耕原を祝福するかのように...
相馬泰三 「田舎医師の子」
...私は私を祝福する...
種田山頭火 「其中日記」
...私は私を祝福する!□意志の代用としての肉体的缺陥...
種田山頭火 「其中日記」
...△ △ △△華やかな春にあこがれていられる石花菜君の若々しい感情を祝福する...
種田山頭火 「雑信(二)」
...亦先きの言葉をくり返して君のその豐饒な天分を祝福するより外は無い...
土田杏村 「風は草木にささやいた」
...ただ「田辺哲学」の成立を祝福する段階に止まっているに過ぎない...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...それは所謂京都学派の発展としての「田辺哲学」の成立を祝福するのが主眼だったから...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...祝福するためにやって来た平民の女の信者の中に...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...ただ祝福するためにのみ司教であった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...祝福するように両腕をひろげて叫んだ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...私はお前を祝福する...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
......
原民喜 「遺書」
...二人の未来を祝福するかのようである...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...死んで行く人を祝福する厭世家である...
松永延造 「職工と微笑」
...祝福する...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...島崎を祝福するのだった...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...潮の色あい風都合も上々吉だ」自己の幸運を祝福する言葉とも聞こえる...
吉川英治 「鳴門秘帖」
便利!手書き漢字入力検索