...或者は永遠に祝福された者で或者は永遠に呪はれた者である...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...君を祝福されたる者と仰ぎ奉る...
ポオル・クロオデル Paul Claudel 上田敏訳 「頌歌」
...こんなにも祝福された幸福とにふさわしい者となるべく...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...是れ正に祝福された自然の導きでなくて何でありましょうか?私は今まさに新橋堂の汽車を下りて福永書店の船に上ろうとする私の二子に代って...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...生活の創造的な想像たる夢想の祝福されたる力よ! 生活……生活とはなんであるか? それは冷たい理性やわれわれの眼が見るところのものではない...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...「……お前たちは祝福された人たちだ...
豊島与志雄 「レ・ミゼラブル」
...彼を生んだ祝福された土地です...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...祝福されたる麗わしい日ではないか...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...一つの脣(くち)づけが二つの魂を結び合わしたあの聖(きよ)い祝福された夜以来...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...祝福されたる夜であった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...お前たちは祝福された人たちだ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...〔一八七〇、六月〕タルチュッフの懲罰わくわくしながら、彼の心は、恋慕に燃えて僧服の下で、幸福おぼえ、手袋はめて、彼は出掛けた、或日のことに、いとやさしげな黄色い顔して、歯欠けの口から、信心垂らし彼は出掛けた、或日のことに――共に祈らん(オレムス)――と或る意地悪、祝福された、彼の耳をば手荒に掴み極悪の、文句を彼に、叩き付けた、僧服をじめじめの彼の肌から引ツ剥ぎながら...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...皆に祝福された結婚だから...
中谷宇吉郎 「娘の結婚」
...なんてゆうか『祝福された感じ』みてえなもんで...
H・ビーム・パイパー H. Beam Piper The Creative CAT 訳 「最愛の君」
...あの枝に腰をかけて共々に(祝福された星の歌)を歌はうではないか...
牧野信一 「祝福された星の歌」
...あの「祝福された星」の歌の唱歌者(うたひて)は...
牧野信一 「祝福された星の歌」
...祝福された勇士を乗せて...
吉川英治 「剣難女難」
...いかにも祝福された父親の姿だった...
吉川英治 「私本太平記」
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