...子供たちの七五三(しちごさん)の祝着(いわいぎ)なども干されましたが...
鷹野つぎ 「虫干し」
...暑中にもかかわらず御爽快のていでまず以て祝着(しゅうちゃく)...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...まずまず祝着のいたり...
久生十蘭 「金狼」
...「花馬車一等賞万歳! まずもって祝着(しゅうちゃく)の至りに存じます...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...祝着と書いてマイワイと振り仮名すべきが適当であろう...
牧野信一 「吊籠と月光と」
...七郎丸から貰(もら)った新しい祝着(マイワイ)に...
牧野信一 「吊籠と月光と」
...祝着(マイハイ)を着た若者連が焚火のまわりを踊り廻ったりしている...
牧野信一 「吊籠と月光と」
...漁夫の祝着なるマヒハヒを着し頬かむりをなし...
牧野信一 「貧しき日録」
...こんど貝(かい)の火がお前さまに参(まい)られましたそうで実(じつ)に祝着(しゅうちゃく)に存(ぞん)じまする...
宮沢賢治 「貝の火」
...おそれながらうえさまおんためにも御祝着(ごしゅうちゃく)申上ぐべく存じ奉りそろ...
山本周五郎 「日本婦道記」
...心から祝着申し上げる」「何と言われる? 天下の人満座の中で...
吉川英治 「剣難女難」
...帰ってきた使者の口からそのときの模様をそう聞いて、陸遜もまた、同じように、「祝着祝着...
吉川英治 「三国志」
...少しのおひまもないていにお見うけ申しまする」「それは祝着(しゅうちゃく)である...
吉川英治 「神州天馬侠」
...宿望を果して祝着(しゅうちゃく)」「信長も...
吉川英治 「新書太閤記」
...わかれば祝着(しゅうちゃく)」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...「祝着(しゅうちゃく)です」と勅使も...
吉川英治 「新・水滸伝」
...祝着」宋江は大いによろこんで――「では...
吉川英治 「新・水滸伝」
...……祝着(しゅうちゃく)の至りです」負け惜しみの底に...
吉川英治 「宮本武蔵」
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