...祝着に存ずるものなり...
泉鏡花 「一景話題」
...祝着至極(しゅうちゃくしごく)...
直木三十五 「南国太平記」
...音一は祝着の体で出発したのである...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...「花馬車一等賞万歳! まずもって祝着(しゅうちゃく)の至りに存じます...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...其処に集つてゐるドテラを着たり祝着(マイハイ)の古を羽織つたりしてゐる連中が...
牧野信一 「円卓子での話」
...これ以上の御祝着(ごしゅうちゃく)はございません...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...心から祝着申し上げる」「何と言われる? 天下の人満座の中で...
吉川英治 「剣難女難」
...祝着祝着、と独り悦に入りながらしきりに笑っていたというのである...
吉川英治 「三国志」
...まずはな」「すれや御祝着...
吉川英治 「私本太平記」
...祝着(しゅうちゃく)にたえぬ...
吉川英治 「私本太平記」
...それで祝着(しゅうちゃく)...
吉川英治 「私本太平記」
...かげながら主人(しゅじん)家康(いえやす)も祝着(しゅうちゃく)にぞんじあげておりまする」などと形式(けいしき)ばると...
吉川英治 「神州天馬侠」
...祝着(しゅうちゃく)にたえませぬ」と...
吉川英治 「親鸞」
...「相変らずお達者で祝着(しゅうちゃく)」かえって...
吉川英治 「増長天王」
...祝着に候……其許(そこもと)の眉目(みめ)ぶり容(かたち)まで...
吉川英治 「日本名婦伝」
...「おつつがもなくて、まずは祝着」と、景時は、義経のすがたを見ると、皮肉な語気でまず云った...
吉川英治 「源頼朝」
...よそながら祝着のいたりと存じおりました」「されば...
吉川英治 「宮本武蔵」
...お互に祝着に存ずる」「されば...
吉川英治 「宮本武蔵」
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