...近習の壮士等を撰びて結番祗候せしむと云々...
太宰治 「右大臣実朝」
...昵近の祗候人の中...
太宰治 「右大臣実朝」
...彼地は適宿直祗候の便有り...
太宰治 「右大臣実朝」
...分けても娘が関白の御前へ祗候(しこう)するために常よりは濃い化粧をして身じまいをとゝのえる時...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...応二御使者之旨一伏見へ祗候いたすべき由を答えた...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...将軍参内当日には祗候せぬ...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...それがために宮中に祗候の人数が減る...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...禁裏当番かつは御連歌の御催しがあるので実隆にとりては是非祗候すべきはずの日にも...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...祗は音「し」にして祗候(しこう)などの祗なり...
正岡子規 「墨汁一滴」
...また都に祗候(しこう)の主筋や縁故(えんこ)を持つ輩(やから)は...
吉川英治 「私本太平記」
...北朝祗候(しこう)の公卿たちの狼狽は目もあてられない...
吉川英治 「私本太平記」
...ここ燿(かがや)く祗候(しこう)ノ間(ま)だった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...祗候(しこう)ノ間(ま)には...
吉川英治 「新・水滸伝」
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