...十一日には加佐(かさ)郡和江(わえ)村の和江神社で清祓式(きよはらひしき)を挙げた...
薄田泣菫 「茶話」
...『大祓祝詞』に見ゆる直日(ナオヒ)ノ神及び瀬織津姫(セオリツヒメ)以下の数神は...
高木敏雄 「比較神話学」
...『大祓祝詞』に、科戸の風の、朝の御霧、夕の御霧を、吹き撥う事の如くに、と云える修飾の文字は、盖し此神話より、借り来れるなり...
高木敏雄 「比較神話学」
...例えば『大祓祝詞』に見ゆる瀬織津姫以下の諸神が...
高木敏雄 「比較神話学」
...豆をご馳走(ちそう)しお初穂(はつほ)を上げてお祓(はら)いをしたものである)...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...やがて大祓(おおばらい)の詞(ことば)を唱(とな)えだしました...
田中貢太郎 「宇賀長者物語」
...鐙小屋(あぶみごや)の神主でも祓(はら)いきれまいよ」二人は...
中里介山 「大菩薩峠」
...悪(あ)しき気を祓(はら)わねばならぬ...
中島敦 「狐憑」
...魔除けやおおくの魔物祓いの方法(例えば呪文や大きな雑音)を含んだ...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...悪魔を祓ってからでなければ...
久生十蘭 「新西遊記」
...大祓(おおはらい)をするくらいでは追いつかないことになる...
久生十蘭 「無月物語」
...一度この家(うち)の祓ひをせにやなるまいが...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...抑(そ)も潔身の祓とは上古穢(けが)れたる者を清めるに灌水法を行いしが...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...悔悟と清祓を繰り返し行なうことによって私は...
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン Ludwig van Beethoven 片山敏彦訳 「ベートーヴェンの生涯」
...この不淨を祓はん爲めヴェヌス・ヴェルチコルヂアの大社を立た時希臘人二人ゴール人二人を生埋した...
南方熊楠 「人柱の話」
...そこでは祓いをすることになっていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...祓(はらい)までも隙(ひま)なくさせて姫君の快癒(かいゆ)のみ待つ薫であったが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...かくてたとえば「祓(はら)い」というごとき儀礼が彼らを守る魔力を持つと信ぜられた...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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