...手を上げて祓(はら)い落そうとすると...
鈴木三重吉 「千鳥」
...『大祓祝詞』に見ゆる直日(ナオヒ)ノ神及び瀬織津姫(セオリツヒメ)以下の数神は...
高木敏雄 「比較神話学」
...晦日(みそか)には神主がやって来て荒神(こうじん)様を拝んで家中御祓(おはらい)をして帰るとか...
高村光太郎 「回想録」
...玄妙観へ往って魏法師にこの怪事を祓(はろ)うてくれと頼んだ...
田中貢太郎 「牡丹燈籠 牡丹燈記」
...国民のために大祓のような呪術を行われたりいろいろの神の祭祀を行われたりすることであったので...
津田左右吉 「建国の事情と万世一系の思想」
...村中の御祓(おはら)い...
中里介山 「大菩薩峠」
...ドリャお祓(はら)いをして進ぜよう」と言って元気に老神主は立って...
中里介山 「大菩薩峠」
...しかして後に御祓いにかかったものであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...咎という咎はあらじ』と中臣(なかとみ)のお祓いにもござる...
中里介山 「大菩薩峠」
...惡しき氣を祓わねばならぬ...
中島敦 「狐憑」
...特に子供に危険なデモンの悪魔祓いが主な習慣である...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...抑(そ)も潔身の祓とは上古穢(けが)れたる者を清めるに灌水法を行いしが...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...祓ひ淨められたことだらう...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...同国島の八幡の社司七日の間祓(はらい)を行い...
南方熊楠 「十二支考」
...海に人落ち込みし時は必ずその人の罪を祓除(ふつじょ)し...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...十三日に加茂の河原へ除服(じょふく)の御祓(みそぎ)にあなたがおいでになるように父は決めていられるようです...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...御祓筋(おはらひすぢ)から高麗橋までは三丁余あるので...
森鴎外 「大塩平八郎」
...何時でもノリトは大祓いの時のものしかやらない神主であった...
柳田国男 「故郷七十年」
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