...さうして此祈りは何時聽かれるかわからない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...此祈りが聽かれた後になつても...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...わが平復(へいふく)を祈りたまふ母の今日また何か怒れる...
伊藤左千夫 「『悲しき玩具』を読む」
...祈りの声も聞えなければ...
海野十三 「霊魂第十号の秘密」
...「ディックだと? じゃあディックはお祈りをするがいいや...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...五穀の豊饒(ほうじょう)を祈り...
寺田寅彦 「自由画稿」
...ゴットフリートといっしょに祈り始めた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...あまりに祈りすぎるということはなお更ない...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...一先(ひとま)ずわが親里の知人(しりびと)をたより其処(そこ)まで落延びてから心安く未来の冥加(みょうが)を祈り...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...かえることを祈ります...
浜尾四郎 「正義」
...お祈りする時のような敬虔(けいけん)なようすで跪(ひざまず)いて両手を合わせた...
久生十蘭 「地底獣国」
...甚しきは根もなきことに立腹して他の不幸を祈り他を害せんとす...
福沢諭吉 「女大学評論」
...仏にお祈りしてでも何とかして死にたいものだと云うような事ばかりだったが...
堀辰雄 「かげろうの日記」
...祈り了(お)えた時...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「精」
...(c)これこそわたしが常に用いる唯一の祈りである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...その口にする「主の祈り」のラテン語さえ理解しない人たちである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...私は貴方がたの上に祝福を祈りつつ...
柳宗悦 「民藝四十年」
...祈りへ向って走るように...
吉川英治 「私本太平記」
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