...將門を祀りたりき...
大町桂月 「梅の吉野村」
...日本武尊を祀り、別に大黒天を祀りしが、神佛混合を禁ぜられてよりは、大巳貴命となれるなるべし...
大町桂月 「妙義山の五日」
...大明神として祀り込めてうまい具合におさめたという事が...
太宰治 「黄村先生言行録」
...以て享し以て祀り...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...豊臣太閤をお祀り致してございます...
中里介山 「大菩薩峠」
...平将門もまたこれと同じように支解分葬されたことは、彼の首を祀り、胴を祀り、手や脚を祀ったと云う神社が、各地に在る所からも推知される...
中山太郎 「本朝変態葬礼史」
...御先祖様の祀りを絶つわけには行かぬ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...さもないとこれ以上あなたをお祀り申し上げる訳にはいかなくなります...
A. ビアス A.Bierce The Creative CAT 訳 「羊飼いハイタ」
...熊野の古老は夷神はその実鮫を祀りて鰹(かつお)等を浜へ追い来るを祈るに基づくと言い...
南方熊楠 「十二支考」
...鹿島神宮と見立て祈願すると勝利を得たからその地を明神として祀り今鹿島と号すと(『郷土研究』四巻一号五五頁)...
南方熊楠 「十二支考」
...家を立つる時祀り...
南方熊楠 「十二支考」
...太田道灌江戸造立の時祀りし社なる事疑いなし...
南方熊楠 「十二支考」
...これも境の神を祀りしところにて地獄のショウツカの奪衣婆(だつえば)の話などと関係あること『石神問答』に詳(つまびらか)にせり...
柳田国男 「遠野物語」
...その石を蛭子(えびす)大明神として祀りました...
柳田國男 「日本の伝説」
...昔この辺の農夫がお祀りの日に潮水を汲(く)みに行きますと...
柳田國男 「日本の伝説」
...境内は崖腹の地形に従つて左右に分れ、右の本廟には天、地、水の三皇を祀り、左には道士の房や客堂が建つてゐる...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...日本武尊(やまとたけるのみこと)をお祀りしたものとも聞いていますので...
吉川英治 「源頼朝」
...領土及び祀りの拡大に執心し...
和辻哲郎 「鎖国」
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